コードインサイト

DataGripは、可能な限り簡単で効率よく、SQLをコーディングできるようにします。 キーワードや識別子を補完し、 SQLを生成します。また、SQLコード内の潜在的なバグを検出し、それらを即時修正する ための最適な選択肢を提案します。

インテンションアクション

DataGripがコードの修正方法を発見したらすぐに、Alt+Enterを押してそれを適用できます。 インテンションアクションがポップアップ表示されます。これは、警告から最適化の提案まで幅広い状況に対応いたします。 非常に便利なものの中には、以下が含まれます:

  • INSERTステートメントからのテーブル定義の作成
  • 識別子の修飾/修飾解除
  • 識別子の引用/引用解除
  • ワイルドカードの展開
  • サブクエリ用エイリアスの導入
  • データベースに不足しているオブジェクトの追加
  • 多数のAND演算子を1つのIN演算子に変換

コード補完

DataGripには非常に高速なコード補完機能が備わっています。 補完リストは入力中に表示されます。ここで当社の主な目標は、遅延を完全になくすことです。 補完は自動で行われますが、Ctrl+Spaceを押していつでも呼び出せます。 また、コンテキストを認識するため、特定のタイミングで必要だと思われるオブジェクトとキーワードを提案しようとします。

コード補完の詳細をご確認ください。

インスペクション:エラー

DataGripはSQLコード内の潜在的なバグを検出し、それらを即時修正するための最適な選択肢を 提案します。 このIDEは以下が存在する場合に通知します。

  • 未解決のオブジェクト:クエリ内の不正なオブジェクト
  • クエリ内のあいまいな名前
  • set演算子で使用されるクエリ内のカラム数の不一致
  • INSERTステートメントで指定されている値の数の不一致
  • 使用しているカーソルがオープンしていない

インスペクション:警告

時にはコードが動作するものの、コード内に含まれてはならないものが存在する場合があります。 DataGripは以下が存在する場合に警告を発します:

  • プロシージャまたは関数内に未使用パラメータ
  • 未使用のサブクエリ項目
  • 到達不能コード
  • WHERE句中の定数条件
  • 実行されようとしている危険なステートメント
  • 文字が切り捨てられる可能性

ワイルドカードの展開

多くの場合においてワイルドカードの使用は推奨されていませんが、DataGripではワイルドカードを展開し、テーブルのカラムをすべて列挙できます。 競合が発生した場合は、識別子が修飾されます。

パラメータ情報

DataGripは関数やプロシージャの名前や型に関する情報も 提供できます。 このツールチップを表示するには、Ctrl+Pを押してください。

INSERTステートメントのカラム名ツールチップ

有効な値の入力を支援するため、このIDEでは対応するカラムの名前と型の ヒントが表示させることができます。 これは、Ctrl+Pを押すと呼び出せます。

INSERTステートメントのカラム名ヒント

設定 → エディタ → 一般 → 外観 → パラメータ名のヒントを表示を有効化してみましょう。DataGripがINSERTステートメント内のカラム名に関する情報を表示するようになります。