2024 年開発者エコシステム
の現状レポートへようこそ

毎年当社では開発者の世界を把握するため、開発者エコシステムの現状レポートをリリースしています。今回は当社の調査で得られた最も説得力のあるインサイトを 1 つのウェブページにまとめました。詳細をさらに深く掘り下げたい方は、完全な生データをダウンロードしてご利用ください。

世界中の 23,262 人の開発者から得た回答に基づくこのレポートは、幅広く多様性に富んだ開発者コミュニティにスポットを当てています。その目的は?開発者が使用しているプログラミング言語やツール、テクノロジーから業界を形成する主な課題まで、開発者にとって最も重要な内容を共有することです。

今年も引き続きさまざまな分野にわたって AI に対する開発者の見解を探究しています。注目すべき点として、AI に対する恐怖心が薄れてきているようです!また、キャリアや雇用の傾向、業界の多様性、さらにはこの分野における近年の大規模なレイオフに関するインサイトについても詳しく掘り下げています。

これは一般向けのレポートです。この内容は非商用目的でのみご利用いただけます。詳しい情報はこちらをご確認ください。

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過去の開発者エコシステムレポート:

キーポイント

過去 12 か月間にどのプログラミング言語を使用しましたか?


0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

20172018201920202021202220232024JavaScriptPythonHTML / CSSSQLJavaTypeScriptShellC++C#CGoPHPKotlinRustDartSwiftLuaRubyScalaObjective-C

プログラミング言語、スクリプト言語、マークアップ言語の使用率


20172018201920202021202220232024
65%64%69%70%69%65%61%61%JavaScript
32%41%49%55%52%53%54%57%Python
60%55%61%61%60%54%52%51%HTML / CSS
42%47%56%56%54%49%52%48%SQL
47%51%50%54%49%48%49%46%Java
12%17%25%28%29%34%34%37%TypeScript
29%40%39%37%34%34%36%Shell
17%18%20%27%23%25%25%25%C++
20%22%24%22%21%23%21%22%C#
15%16%17%23%19%20%19%18%C
8%12%18%19%17%19%17%18%Go
30%26%29%27%32%20%18%17%PHP
2%9%16%17%14%16%15%14%Kotlin
2%5%7%6%9%10%11%Rust
6%9%8%9%7%8%Dart
9%8%11%9%7%7%6%6%Swift
2%3%4%3%3%3%4%5%Lua
10%8%11%8%6%5%4%4%Ruby
7%5%6%5%3%3%3%3%Scala
7%5%6%4%3%3%2%2%Objective-C
070%

最も使用されているプログラミング言語は JavaScript


世界の全開発者の 61%<1> が JavaScript を使用してウェブページを作成しています。

快適ゾーン

開発者はエコシステムを一度選択すると、通常は他のテクノロジーやツールセットを採用する予定はないようです。人はたいてい自分が気に入ったものを選び、慣れ親しんだものを使い続ける傾向があります。

プログラミング言語、スクリプト言語、マークアップ言語


35%

6%

Python

30%

4%

Java

28%

3%

JavaScript

19%

5%

TypeScript

17%

4%

SQL



Go と Rust: 最も採用されている言語

最も多くの回答者が採用を予定している言語は Go と Rust であることが明らかになりました。どちらの言語もパフォーマンスと並行性を念頭に作られており、バグを減らすためにコンパイラーの安全性が保証されています。

ただし、Rust の人気は伸び続ける一方で Go 開発者の割合は安定しています。



Rust は C++ を置き換えるのか?

今年最も一般的に使用されている言語の使用率で新記録を達成した言語は Rust だけです。Rust はその厳格な安全性とメモリ所有権のメカニズムによって C++ を置き換えることを目指しており、Rust のユーザーベースは過去 5 年にわたって着実な拡大を見せています。当社のデータによると、Go ユーザーの 6 人中 1 人が Rust の採用を検討しています。



JavaScript と TypeScript

JavaScript は依然として世界で最も一般的なプログラミング言語であり、大規模な開発者コミュニティと豊富なリソースを誇っています。ただし、TypeScript が急速に人気を集めており、その採用率は 2017 年の 12% から 2024 年の 35% と目覚ましい急増を見せています。

2025 年は TypeScript を学習すべき?

2025 年が近づくにつれ、TypeScript を学習することでコードの信頼性、保守性、および最新の開発手法において大きなメリットが得られます。経験豊富な開発者であれ、駆け出しの方であれ、TypeScript をスキルセットに加えることはキャリアへの有益な投資となるでしょう。

TypeScript が JavaScript より優れている 5 つの利点:

開発中のエラーの早期検出

コード品質が改善され、長期メンテナンスが比較的容易

コンパイル時のエラー捕捉

比較的信頼性に優れ、リファクタリングによるエラーが発生しにくい

体系的なコーディングが可能な ES6 モジュールのネイティブサポート



TypeScript は JavaScript を置き換えるのか?

その答えは端的に言って「いいえ」です!JavaScript はソフトウェア開発業界で最も一般的で基本的なテクノロジーの 1 つであり、すぐにその地位が失われることはないと言えるでしょう。

TypeScript はその高度な機能とメリットによって人気を得ていますが、JavaScript は広く採用され、単純で、堅牢なエコシステムがあるため、依然としてウェブ開発の重要な構成要素であり続けています。TypeScript は JavaScript を置き換えることなく JavaScript と共存し続け、開発者がプロジェクトのニーズや環境に応じてどちらかを選択できるようになる可能性が高いです。

JetBrains Language Promise Index


199

TypeScript

198

Rust

151

Python

129

Go

118

Lua

113

C++

113

Kotlin

100

Shell

93

Dart

86

C

昨年のレポートでは TypeScript や Rust などの言語の成長見通しを概説し、JavaScript の使用率が引き続き低下することを予測していました。結果的にはどちらの予測も正確でした。JavaScript ユーザーの割合に変化はありませんが、JavaScript を主要言語と考えるユーザーの割合は 2 パーセントポイント減少しています。

今年はさらに詳しく探るため、新たに「JetBrains Language Promise Index」という指標を公開レポートに取り入れることにしました。この指標は、過去 5 年間にわたるオーディエンスの成長、この成長の安定性、言語を採用する意向を表明している人の割合、および他の言語の採用を希望している言語ユーザーの割合を組み合わせて算出されるものです。JetBrains Language Promise Index の明白な上位言語は TypeScript、Rust、および Python です。

7 年前の最初のアンケートでは 32% のシェアだった Python(PHP の 30% とほぼ同程度)は、現在では世界のプログラマーの半数以上に使用されるようになりました。

テクノロジー

アプリケーションを開発していますか?その場合、エンドユーザーアプリケーションはどこで実行されていますか?


62%

ブラウザー

40%

サーバー / クラウド

38%

デスクトップ

32%

モバイル

8%

IoT / 組み込み

7%

アプリケーションの開発は行っていない

2%

ゲーム機

1%

その他

デスクトップとモバイル開発

モバイル開発はデスクトップ開発よりも普及していると考えられている場合もありますが、弊社のデータではデスクトップアプリケーション開発がモバイルを 6 パーセントポイント上回っていることが分かります。これは、モバイルがデスクトップを追い越したという考えに疑問を投げかけており、多くの開発者にとってデスクトップが依然として不可欠であることを証明しています。

プラットフォームの使用率: ブラウザー、デスクトップ、モバイル

アンケートによると、開発者の 58% はブラウザープラットフォームでコードを実行しています。デスクトップは僅差の 53% であり、特により高い能力や専門ツールが必要となるタスクでは引き続き重要であることが示されています。30% のモバイルは伸び続けてはいますが、まだデスクトップの使用率には追い付いていない状況です。

どのプラットフォームでコードを実行していますか?


58%

ブラウザー

56%

サーバー / インフラストラクチャ / クラウド

53%

デスクトップ

30%

モバイル

10%

IoT / 組み込み

5%

WebAssembly

2%

ゲーム機

1%

その他

具体的にどの機能をコードで実装していますか?


52%

アプリケーションのロジックとワークフロー

49%

API とサービスとの統合

43%

ユーザーインターフェース

41%

API とサービスの提供

32%

ライブラリ / フレームワーク

27%

データ処理と解析

18%

AI との統合

17%

ソフトウェアテストと品質管理の自動化

16%

アドホックスクリプト

ブロックチェーンは最近多大な注目を浴びているにもかかわらず、弊社のデータでは、このテクノロジーが実際にはそれほど普及していないことが明らかになりました。ターゲットとしているのは全開発者のわずか 3% です。

開発者の 18%<1> は AI との統合の構築に関わっており、AI が開発済みのソフトウェアに安定して浸透しつつあることが示されています。

主要プログラミング言語別のコードの機能


PythonJavaJavaScriptTypeScriptSQLC#C++PHPGoKotlin
38%48%38%47%25%55%17%58%54%54%API とサービスとの統合
35%55%38%47%37%63%34%56%47%61%アプリケーションのロジックとワークフロー
35%17%7%6%45%18%14%18%12%12%データ処理と解析
31%5%3%4%6%6%11%3%3%4%人工知能と機械学習
28%49%22%29%31%50%13%53%58%39%API とサービスの提供
27%5%3%2%21%5%6%4%2%3%データサイエンス / データ解析
26%9%10%12%5%12%9%10%12%10%AI との統合
22%4%9%7%11%8%4%13%10%5%アドホックスクリプト
19%29%23%31%11%36%30%33%29%33%ライブラリ / フレームワーク
16%13%9%15%4%18%9%13%10%15%ソフトウェアテストと品質管理の自動化
14%19%58%62%8%32%18%25%9%42%ユーザーインターフェース(ユーザー入力と対話型要素の処理)
11%10%6%6%6%15%19%10%20%8%システムツールとコンポーネント
7%9%4%4%2%12%18%6%15%12%ネットワーク通信プロトコル
6%3%4%3%1%5%13%3%3%8%音声または動画処理
6%9%3%4%2%9%10%8%9%9%セキュリティ、暗号化、暗号化プロトコル
6%1%1%0%2%2%5%1%1%1%シミュレーションの実施と予測モデルの作成
4%4%2%1%1%7%21%2%4%4%ハードウェアインターフェースと制御システム
2%2%4%4%0%7%15%1%1%5%グラフィックのレンダリングと処理(2D/3D)
2%2%3%3%2%0%3%1%4%1%ブロックチェーン技術
0%63%

どのプログラミング言語が人工知能(AI)と機械学習(ML)に使用されているのか?

AI と ML で最も一般的に使用されているプログラミング言語は Python です。Python は、世界で 2 番目に人気のあるプログラミング言語として、広範なライブラリ(TensorFlow、Keras、PyTorch、scikit-learn など)や強力なコミュニティサポートが備わっています。

C++ 開発者のかなりの割合が AI と ML に積極的に関わっていると回答しました。

どのようなソフトウェア、製品、またはサービスを開発していますか?


42%

ウェブサイト

27%

ビジネスアプリケーション

27%

ウェブサービス

20%

クラウドサービス

18%

システムソフトウェア

13%

金融

12%

具体的な製品またはサービスは開発していない

11%

IT インフラ

8%

解析ソフトウェア

8%

開発ツール

主要プログラミング言語別のソフトウェアの種類


PythonJavaJavaScriptTypeScriptSQLC#C++PHPGoKotlin
28%31%75 %71%42%38%6%77%25%15%ウェブサイト
25%35%20%23%34%39%5%41%43%24%ウェブサービス
25%25%11%16%20%28%11%16%39%20%クラウドサービス
23%35%28%33%44%46%16%34%21%37%ビジネスアプリケーション
20%5%4%5%13%7%6%7%4%4%解析ソフトウェア
17%22%10%9%17%23%34%14%19%19%システムソフトウェア
15%12%5%5%8%10%10%7%20%7%IT インフラ
11%19%10%11%21%16%10%9%11%17%金融
8%7%6%6%5%8%15%5%8%8%開発ツール
7%5%3%2%3%5%9%3%7%6%セキュリティ
6%5%6%6%3%7%11%5%5%15%エンターテイメント
4%1%1%1%1%2%5%1%1%2%ホームオートメーション
4%6%8%6%4%4%3%4%4%9%ミニアプリ
4%4%5%3%2%14%20%2%3%7%ゲーム
3%2%1%0%1%2%17%0%3%2%ハードウェア
1%1%1%0%0%4%5%1%0%1%拡張現実 / 仮想現実
0%77%

どのようなウェブサイトを開発していますか?


60%

ビジネスサイト

39%

製品のウェブインターフェース

35%

個人またはポートフォリオサイト

31%

e コマースサイト

22%

イントラネットポータル

17%

情報サイト

17%

ブログ / ソーシャルメディア / フォーラムプラットフォーム

14%

多機能ウェブポータル

10%

教育 / MOOC プラットフォーム

9%

ニュースまたはエンターテイメント系コンテンツ

3%

その他

Playwright、Selenium、JetBrains Aqua などのツールにより、これまで以上に複雑なテストシナリオを実施できるようになっています。

あなたのプロジェクトではどの種類のテストを使用していますか? 


78%

ユニット

63%

統合

48%

エンドツーエンド

36%

パフォーマンス

1%

その他

5%

該当なし

あなたのプロジェクトではどの種類のテストを使用していますか? 


78%

ユニット

63%

統合

48%

エンドツーエンド

36%

パフォーマンス

1%

その他

5%

該当なし

過去 12 か月間にどのデータベースを使用しましたか?


201920202021202220232024
60%59%61%52%51%52%MySQL
32%35%36%38%38%45%PostgreSQL
30%32%28%27%27%30%MongoDB
29%27%29%28%25%30%SQLite
27%25%29%27%26%29%Redis
22%20%19%18%18%20%Microsoft SQL Server
21%19%23%18%16%16%MariaDB
13%Elasticsearch
16%14%13%11%13%12%Oracle Database
10%Amazon DynamoDB
7%6%5%6%6%6%H2
5%BigQuery
5%Cloud Firestore
3%Amazon Athena
1%1%2%2%3%3%ClickHouse
3%Snowflake
5%4%3%3%4%3%Amazon Redshift
4%3%3%3%3%3%Cassandra
3%3%2%2%3%2%Db2
2%2%2%2%2%2%Neo4j
3%2%2%1%1%2%HBase
1%CockroachDB
1%1%1%1%1%1%Couchbase
1%Presto
7%7%7%8%7%4%その他
7%8%8%9%11%8%該当なし
061%

データベースの人気は近年、非常に安定しています。JetBrains エコシステムの開発者が使用しているストレージの選択肢は、MySQL、PostgreSQL、MongoDB、SQLite、および Redis といったオープンソースデータベースが占めています。

ビジネスを後押しする主なデータベースは十分に確立しており、採用したデータベースから他のものに乗り換える組織はほとんどないようです。

どのクラウドサービスを最も使用していますか?


2021202220232024
50%51%48%46%Amazon Web Services
12%15%15%17%Microsoft Azure
11%11%12%11%Google Cloud Platform
9%8%9%11%Alibaba Cloud
7%4%3%3%DigitalOcean
3%4%2%1%Heroku
1%1%1%1%Huawei Cloud
1%1%OVH
0%1%0%0%Cloud Foundry
0%0%0%1%Yandex Cloud
1%1%Hetzner
1%2%Oracle Cloud
0%1%Red Hat OpenShift
4%5%5%6%その他
0%51%

開発中に仮想化またはコンテナーを使用していますか?


49%

ローカルで Docker を使用している

25%

使用していない

21%

ホストされた Docker コンテナーに接続している

21%

クラウドのリモート仮想マシンを使用している

18%

オンプレミスのリモート仮想マシンを使用している

16%

クラウドでホストされた Kubernetes クラスターに接続している

16%

ローカル仮想マシンを使用している

12%

ローカルで Kubernetes を実行している

12%

オンプレミスでホストされた Kubernetes クラスターに接続している

1%

その他

開発者エクスペリエンス

あなたの会社は(個人またはチームの)開発者エクスペリエンスや開発者生産性を測定していますか?


40%

使用していない

28%

はい。開発者生産性と開発者エクスペリエンスの両方を測定している

14%

はい。開発者生産性を測定している

6%

はい。開発者エクスペリエンスを測定している

13%

分からない

あなたの会社では誰が開発者エクスペリエンスと開発者生産性エンジニアリングを担当していますか?


67%

チームリーダー

17%

プラットフォームエンジニアリングチーム

16%

専任のスペシャリストまたは専任のチーム

15%

開発者生産性や開発者エクスペリエンスを測定している人はいない

13%

人事

2%

分からない

3%

その他

開発者エクスペリエンスとは何か?また会社はそれを考慮しているのか?

開発者エクスペリエンス(DevEx または DX)とは、開発者がソフトウェア開発ツール、プロセス、環境、およびプラットフォームを操作する際に得る全体的な満足感や生産性の実感を指します。

開発者エクスペリエンスはソフトウェア開発デリバリーの効果に緊密につながっているため、このトピックは近年ますます注目を集めています。企業は DevEx と開発者生産性の評価への取り組みを強化しており、これらに影響する要因をよりよく理解することを目指しています。開発者は技術的要因と非技術的要因の両方が開発者エクスペリエンスを形成する上でほぼ同程度に重要であると述べています。

テック系マネージャーのほぼ半数は勤務先の会社が開発者生産性か DevEx、またはその両方を評価していると回答しており、開発者生産性エンジニアリングと開発者エクスペリエンスを担当する専任のスペシャリストがいる企業は全体の 16% でした。

AI

次のどの AI ツールをコーディングやその他の開発関連活動に使用した、または試したことがありますか?


69%

49%

ChatGPT

40%

26%

GitHub Copilot

17%

7%

Google Gemini

14%

5%

JetBrains AI Assistant

9%

3%

VS Code の CodeGPT プラグイン

プログラミング中に ChatGPT または Copilot を使用している開発者数は?

コーディングやその他の開発関連アクティビティでの ChatGPT の使用に関して、開発者の 69%は試したことがある、49% は日常的に使用していると答えました。2 番目に最も一般的な開発者向け AI ツールは GitHub Copilot で、回答者の 40% が試したことがある、26% が日常的に使用していると答えています。

多くのコーダーが明らかに AI に慣れ始めていますが、この新興ツールが長期的に受け入れられるかどうかは時間が経たなければ分からないでしょう。

あなたの会社ではコーディングや開発関連タスクでのサードパーティ製クラウドベース AI ツール(ChatGPT、GitHub Copilot、Google Gemini など)の使用についてどのようなポリシーが定められていますか?


29%

すべてのプロジェクトで許可されている

26%

一部のプロジェクトのみで許可されている

25%

自社にはそのようなポリシーはない

11%

すべてのプロジェクトで禁止されている

6%

分からない

3%

その他

AI を禁止または制限している会社の数は?

大半の企業(約 80%)はサードパーティ AI ツールの使用を許容する限度に一貫性がないか、確立されたポリシーがありません。サードパーティのクラウドベースの AI ツールの使用を完全に禁止している組織はわずか 11% です。

このことから、AI に対する恐怖心が徐々に減ってきていることがわかります。

コーディングやその他の開発関連活動で AI ツールを使用することにどのようなメリットがありますか?


67%

情報検索にかかる時間の短縮

58%

コーディングおよび開発速度の向上

57%

定型タスクを完了する速度の向上

57%

生産性の向上

45%

新しいテクノロジー、フレームワーク、言語などの学習速度の向上

39%

コーディングと開発に要する精神的な労力の軽減

36%

コーディングおよび開発エクスペリエンスの改善

23%

コードと開発ソリューションの品質の改善

2%

その他

1%

該当なし

コーディングやその他の開発関連活動に AI ツールを使用することで、週に平均してどれくらいの時間を節約できていると思いますか?


32%

1 時間から 2 時間未満

27%

2 時間から 4 時間未満

14%

1 時間未満

13%

4 時間から 8 時間未満

9%

8 時間以上

4%

時間の節約はできていない

コーディングに仮想現実(VR)ヘッドセットを使用していますか?その場合、どれくらいの期間使用していますか?


49%

いいえ。ただし、その意思はある

44%

いいえ。使用する予定はない

3%

はい。よく使用している

3%

はい。何度か試したことはあるが、今は使用していない

2%

はい。時々使用している

VR ヘッドセットを使用したコーディング

開発者の 8% が仮想現実(VR)を使ってコーディングしたことがあると答えており、ほぼ 50% がぜひ試したいと考えています。

開発者がコーディングに VR を採用するのを妨げている最も一般的な障害としては、機器の高額な費用とそのメリットの不透明さが挙げられます。また、開発者の 18% は VR を長時間にわたって使用することで身体的な不快感を感じたことがあるか、健康上の懸念を示しています。

なぜコーディングに VR ヘッドセットを使用していますか?


42%

複雑なデータの可視化を強化できる

39%

マルチ画面の仮想ワークスペースでの生産性が向上する

28%

VR 固有のアプリケーションのテストを単純化できる

25%

物理的なモニターを仮想ワークスペースに置き換えられる

18%

仮想会議を通じたコラボレーションがサポートされている

15%

VR ヘッドセットを携帯してどこからでも作業できる

14%

VR やその他の新興技術に個人的な関心がある

10%

カスタマイズされた仮想環境を利用できる

開発者の生活

勤務時間のうちどのくらいをコードに直接関わる活動に費やしていますか?


1%

10% 未満

4%

10%~20%

8%

21%~30%

11%

31%~40%

11%

41%~50%

13%

51%〜60%

17%

61%~70%

19%

71%~80%

10%

81%~90%

6%

90% 超

勤務時間のうちどのくらいを会議、業務関連の会話、およびメールのやりとりに費やしていますか?


16%

10% 未満

33%

10%~20%

25%

21%~30%

13%

31%~40%

6%

41%~50%

3%

51%〜60%

2%

61%~70%

1%

71%~80%

給与

地域別の平均給与(米ドル)


144K

米国

82.2K

イギリス

80.1K

カナダ

75.2K

ドイツ

68.3K

ベネルクスおよび北欧

59.5K

中央ヨーロッパ

51.5K

フランス

給与幅(米ドル)


4%

6,000 未満

7%

6,000~12,000

8%

12,000~18,000

8%

18,000~24,000

15%

24,000~36,000

11%

36,000~48,000

10%

48,000~60,000

最高給与所得者のシェア(プログラミング言語別)

注意: 最高給与所得者とは、その国または地域で給与が上位 4 分の 1 に入る従業員を指しています。


37%

Scala

35%

Go

34%

Kotlin

33%

C

32%

C++

31%

シェルスクリプト

30%

Java

29%

Python

27%

Rust

27%

TypeScript

26%

SQL

24%

C#

23%

JavaScript

19%

HTML / CSS

16%

PHP

最高給与を得られるプログラミング言語は?

最高給与を得られるプログラミング言語は、Scala、Go、Kotlin、C++、Rust、C、シェル、Java、および Pythonです。

ただし、給与は言語だけでは決まりません。役職が重要です!たとえば、シェルスクリプティングは一般的に比較的高い給与を得ている DevOps エンジニアによって主に使用されているため、最高給与のカテゴリに入ります。

テック業界の給与に関する詳細な情報については、弊社の給与計算ツールをご覧ください。

最高給与所得者のシェア(性別別)

注意: 最高給与所得者とは、その国または地域で給与が上位 4 分の 1 に入る従業員を指しています。


28%

男性

19%

女性

テックまたは IT 部門にキャリア転向したことはありますか?


テック業界のキャリア転向者の数は?

アンケートに参加したソフトウェア開発者のうち、22% という相当数の開発者が過去に別の業界で働いていた経験があります。このことは、この業界が多様なバックグラウンドを持つ専門家にとって参入しやすく魅力的な業界であることを示しています。キャリアを転向した人にとって、基本的なプログラミング言語とソフトウェア開発原則において強力な基礎を築くことに専念することは極めて重要です。プロジェクト、インターンシップ、またはコーディングブートキャンプを通じて実践的な経験を積むと、このような人生の重要な転換が容易になります。

次の教育機関またはリソースのうち、あなたが開発者になるための一歩を踏み出すきっかけになったものはどれですか?


52%

正規教育機関

14%

無料のオンラインコースまたはコーディングスクール

10%

書籍

7%

ブログ / コミュニティフォーラム

5%

オフラインコース

5%

有料のオンラインコースまたはコーディングスクール

3%

コードキャンプ / ユーザーグループ / ミートアップ

4%

その他

回答者に関する情報

コーディング業務の経験年数は通算何年ですか?


9%

1 年未満

17%

1〜2 年

25%

3〜5 年

20%

6〜10 年

11%

11〜16 年

14%

16 年以上

5%

コーディング業務経験はない

あなたの性別はどれですか?


91%

男性

6%

女性

2%

回答したくない

1%

ノンバイナリー、 ジェンダークィア、 ジェンダーノンコンフォーミング

弊社は 2021 年から開発者の性別分布を追っています。女性開発者のシェアは前回は 5% にとどまっていましたが、今年は 1 パーセントポイントが増加しました!これがテック業界の女性にとってよりインクルーシブな未来を約束する兆しであることを願っています。

Khalid Abuhakmeh

.NET デベロッパーアドボケイト

残念ながら、ソフトウェア開発業界はこれまでジェンダー多様性の面で失敗しており、創造的なプロセスに貢献する有意義な視点を排除してきました。これを乗り越えられる未来に期待しています。

あなたの性別はどれですか?


女性男性その他
15%83%1%大韓民国
14%84%2%アルゼンチン
9%85%6%米国
8%91%1%中東、アフリカ、中央アジア
8%91%2%中南米
7%88%4%カナダ
6%91%3%他の東南アジア、オセアニア
6%91%3%ベネルクスおよび北欧
6%92%2%東欧、バルカン半島、コーカサス地方
6%92%2%メキシコ
6%91%3%スペイン
6%92%2%ブラジル
6%89%5%イギリス
5%92%2%フランス
5%93%2%中央ヨーロッパ
5%93%2%地中海北部・東部地域
5%92%3%ドイツ
4%94%2%インド
3%94%3%日本
2%94%3%中国(本土)
1%94%

テック業界における女性の割合は?

女性は平均してテック系労働者の 6% を占めていますが、この割合は地域によって異なります。

女性の比率という点では、韓国とアルゼンチンが上位に入っています。今年はこの業界で女性が直面している問題をより良く理解できるようにするため、いくつかの質問を追加しましたが、この結果も大きく異なっています。アルゼンチンでは職場での無礼な態度や無視、または望まない身体的接触を経験したと報告した女性は一人もいませんでした。一方、女性開発者の割合がごく少ない中国とインドでは、過去 1 年間で 4 分の 1 以上の女性がそのような問題に遭遇したと報告しています。

このデータは、テック業界の女性の割合と不快な体験の蔓延との間に潜在的な逆相関関係があることを示唆しています。韓国やアルゼンチンのように女性開発者の割合が高い地域では、より好ましい労働環境が整っているようです。

どの年齢層に該当しますか?


8%

18~20 歳

22%

21~24 歳

22%

25~29 歳

17%

30~34 歳

11%

35~39 歳

12%

40~49 歳

5%

50~59 歳

2%

60 歳以上

どの年齢層に該当しますか?


8%

18~20 歳

22%

21~24 歳

22%

25~29 歳

17%

30~34 歳

11%

35~39 歳

12%

40~49 歳

5%

50~59 歳

2%

60 歳以上

さまざまな地域における若年開発者の割合(18~29 歳)


75%

インド

71%

中東、アフリカ、中央アジア

63%

中国(本土)

54%

他の東南アジア、オセアニア

50%

地中海北部・東部地域

49%

フランス

49%

カナダ

ほとんどの国の年齢構成はほぼ同じで、若年開発者が全体の 40%~50% を占めています。

若年開発者が最も多い地域は、インドおよび中東、アフリカ、中央アジアです。

日本は高齢の専門家の数が最も多く、若年専門家の割合が最も少ない国です。これは、人口の高齢化とこの地域の産業の発展の仕方に大きく関係しています。

現在どちらの国または地域にお住まいですか?

注意: このレポートは Data Playgroundで示されているとおり、各国のプロ開発者の推定人口に従って重み付けされています。


20%

中国(本土)

14%

米国

13%

インド

7%

日本

3%

ドイツ

3%

ブラジル

3%

イギリス

あなたの会社または組織では何人が働いていますか?


3%

自分だけ

10%

2~10 人

18%

11〜50 人

28%

51〜500人

9%

501〜1000 人

12%

1001〜5000 人

18%

5,000 人超

2%

分からない

あなたの会社または組織では何人が働いていますか?


3%

自分だけ

10%

2~10 人

18%

11〜50 人

28%

51〜500人

9%

501〜1000 人

12%

1001〜5000 人

18%

5,000 人超

2%

分からない

あなたの会社または組織の従業員の何パーセントがコードを書いていますか(概算)?


27%

0%~20%

23%

21%~40%

20%

41%~60%

15%

61%~80%

9%

81%~100%

6%

分からない

あなたの会社または組織の従業員の何パーセントがコードを書いていますか(概算)?


27%

0%~20%

23%

21%~40%

20%

41%~60%

15%

61%~80%

9%

81%~100%

6%

分からない

あなたの会社または組織はどのような開発に関わっていますか?


70%

製品開発

53%

社内開発

38%

特注のソフトウェア / ウェブサイト / アプリケーション

34%

カスタマーサービス開発

21%

サードパーティ製ツールの社内展開と保守

16%

アウトソーシング

13%

オープンソースプロジェクト

1%

その他

社内開発の割合は依然として非常に高く、世界中のすべての企業は自覚があるかどうかを問わず、テック系企業であると思わざるを得ません。

Khalid Abuhakmeh

.NET デベロッパーアドボケイト

あなたの会社または組織の主要な活動分野は次のうちどれですか? 


22%

モバイル開発

20%

クラウドコンピューティング / プラットフォーム / データセンター

18%

受託ソフトウェア開発

17%

ソフトウェア開発ツール

16%

ビッグデータ / データ解析

15%

その他の IT サービス

15%

その他のソフトウェア

全開発者の 26%<1> はスタートアップ企業に勤務していると主張しており、6% は政府関連組織に勤務していると報告していました。スタートアップ企業に勤務していると主張する回答者の中には、従業員数が 1,000 人を超える企業に勤務している人もいることは興味深いです。このことから、「スタートアップ」という語の正確な定義と、企業がその枠を超えて進化する時期を判断するための基準に疑問が生じています。

次のうち、あなたの会社または組織をよく表しているのはどれですか?該当するものすべてを選択してください。


45%

非上場企業

26%

スタートアップ

23%

B2B

19%

上場企業

15%

多国籍企業

11%

B2C

6%

政府機関

3%

非営利

3%

家族経営

2%

上記に該当なし

あなたのプロジェクトチームには何人在籍していますか?


49%

2~7 人

22%

8~12 人

10%

13~20 人

8%

単独でプロジェクトに携わっている

6%

21~40 人

5%

40 人超

ソフトウェア開発チームの平均規模は?

アンケートに参加した全開発者の半数は 2~7 人の小さなチームで働いており、88%20 人未満のチームで働いていると報告していました。

ゲーム開発者は特殊です。多くはホビイストとして単独で作業していますが、他の開発者よりも高い確率で 40 人を超える大規模なチームでの共同作業にも取り組んでいます。

過去 1 年間にテック業界で以下の状況に直面したことはありますか?


男性女性
27%35%自分の能力を何度も証明する必要がある
23%27%テック業界での成長の機会が欠けている
22%23%昇進またはやりがいのあるプロジェクトからの排除
21%25%職場で評価されていない、または認められていないと感じる
13%15%仕事のパフォーマンスや資質とは関係ないと思われる給与や福利厚生の格差がある
13%15%上司から細かく管理される
11%13%自分が得意とする分野があるが、同僚が自分よりも不得手な同僚に相談している
10%12%目覚ましい成果をあげても常に許容範囲内として評価される
7%11%メモの記録や食事の注文などの雑務を定期的に任される
7%18%テック業界で自分が受け入れられていないと感じる
7%10%同僚が適切なクレジットや帰属表示なしに自分のアイデアを同僚のアイデアとして紹介している
5%8%家庭と仕事の優先順位について他人から不適切な期待を持たれている
5%11%職場での非公式な社交活動やネットワーキングの機会から除外されていると感じる
4%9%職場で失礼な態度や軽蔑的な態度の標的になっている
4%5%職場で攻撃的、威圧的、または攻撃的すぎると言われる
3%9%迷惑なコメントや不快なコメントを受け取ったり、不適切なジョークを聞いたりする
2%3%不必要なスキンシップがある
1%2%育児休暇後に降格を迫られる
35%26%上記に該当なし
1%35%

実施方法

このアンケートは 2024 年 5 月から 6 月にかけて実施されました。このレポートは、データクリーニング後に得られた 23,262 人の開発者からの回答に基づいて作成されています。回答の提供場所に応じてデータに重み付けを行っています。JetBrins ユーザーへの偏りの少ない外部ソースから収集された回答をベースとして採用し、その後、地理、雇用状況、プログラミング言語、および JetBrains 製品の使用率に基づいてデータに重み付けを行いました。

JetBrains ユーザーは平均してアンケートに回答する意欲が高かった可能性があるため、こういった対策にもかかわらず、何らかのバイアスが存在する可能性があります。

こちらをクリックすると実施方法の詳細を確認できます


生データ

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このレポートには主なハイライトしか含まれていませんが、生データには 600 問以上のアンケート質問がすべて含まれています。

JetBrains の製品はテクノロジーに依存しておらず、ユーザーのチームとプロジェクトが現在使用している、または今後採用する可能性のある多様な言語やツールをサポートしています。

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JetBrains 製品を改善するためのアンケートと UX 調査にご協力ください。調査にご参加いただいた方には報酬を獲得できるチャンスもあります。

参加する

ご覧いただきありがとうございました!

繰り返しとなりますが、このアンケートにご参加いただいたすべての方に感謝申し上げます。あなたの貢献により、開発者コミュニティの理解を形成することができます!

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ご質問やご提案がございましたら、surveys@jetbrains.com までお問合わせください。

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