PyCharm 2024.1.2 の新機能

Endpoints（エンドポイント）ツールウィンドウでの DRF ビューセットとルーターのサポート、大規模なデータコレクションにおけるデバッガーのパフォーマンス改善、キーワード引数の型ヒントのサポート。

Endpoints（エンドポイント）ツールウィンドウにおける DRF ビューセットとルーターのサポート

PyCharm がルーターとビューセットを介して指定されたエンドポイントを認識して Endpoints（エンドポイント）ツールウィンドウに表示するようになりました。 また、as_view() を使ってビューセットメソッドに HTTP メソッドをマッピングすると、PyCharm が関連するルートの横に許可された HTTP メソッドを表示するようになりました。

大規模なコレクションに対するデバッガーのパフォーマンス改善

非常に大規模なコレクションを処理する場合でも、PyCharm のデバッガーがよりスムーズに動作するようになりました。 データサイエンスプロジェクトに取り組む際に高い CPU 負荷や UI のフリーズを我慢する必要はもうありません。

デスクリプタメソッドを用いたジェネリッククラスのコードインサイト

課題トラッカーで最も多く投票を得たバグの 1 つである型デスクリプタの課題を解決しました。

PyCharm がデスクリプタで定義されている型を推論できるようになりました。 従来のデスクリプタプロトコルを使用したジェネリッククラスでは、暗黙の __get__ 関数呼び出しの戻り値の型が正しく推論されていませんでした。 この修正により、__get__ 関数の戻り値の型がジェネリクスとそのパラメーター化を考慮して正しく推論されるようになりました。