TeamCity のシステムメンテナンス

TeamCity の低メンテナンス設計により、オーバーヘッドを最小限に抑えながら自動 CI/CD パイプラインのメリットをすべて享受できます。

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プロジェクトのバックアップ、リストア、インポート

TeamCityにはバックアップ・復元の機能があるため、システムの状態を保存し、必要なときにそれを復元することができます。

サーバーヘルスの監視

TeamCity のダッシュボードを使用すると、ビルドサーバーの状態を追跡し、冗長または未使用の VCS ルート、ビルドログの大きなビルド構成、または重大なエラーなどの構成に関するあらゆる問題を発見できます。

エージェント一式の管理

ビルドファームのスケールアップと管理を簡単に行えます。TeamCity のエージェントプールにより、単一のサーバーから多数のプロジェクトを管理できます。

ビルドエージェントの構成とメンテナンス

ビルドファームのスケーリング

TeamCity ではビルドエージェントへ柔軟にアプローチできるため、ビルドファームのスケールアップとビルドインフラストラクチャのメンテナンスを簡単に行えます。

エージェントのステータスをチェック

TeamCity の UI からエージェントのステータスチェック、構成の比較、指定期間が過ぎた後に個々のエージェントをオンオフするルールの適用を直接実行できます。

ワークロードの統計

ワークロードの統計ではエージェントの使用状況に関するインサイトを得られるため、ビルドファームにリソースを追加するタイミングを正確に判断できます。

TeamCity のビルドエージェントの構成とメンテナンスについて詳しく見る

エージェントプール

高度な拡張性を備えた TeamCity の設計を利用し、単一のビルドサーバーから多数のプロジェクトを管理しながら、エージェントプールで専用のビルドリソースを提供できます。ビルドエージェントのグループを単一のプロジェクトにバインドすることで、最も重要なプロジェクトが使用可能なビルドエージェントを待機することのないようにします。エージェントプールは余計なオーバーヘッドを発生させることなく専用のビルドファームのすべてのメリットを提供します。
近日対応予定: エージェントプールをお気に入りに追加し、プロジェクトのリソースのワークロードをチェックできるようにします。

エージェントプールについて詳しく見る

ビルドエージェントへのワンクリックアクセス

TeamCity のエージェントターミナルにより、ビルドエージェントへのアクセスを取得するたびに SSH セッションを構成する必要がなくなります。構成する代わりに TeamCity のウェブホスト型 UI を使用してエージェントターミナルを開くと、そこでエージェントの環境をチェックしたり、エージェントログにアクセスしてビルドの失敗をデバッグしたり、エージェントの構成を更新したりできます。

One-click access to build agents

CI サーバーのためのバックアップとリストア

災害復旧計画を準備している場合でも、CI サーバーの構成を効率的に複製する方法を探している場合でも、TeamCity のバックアップおよびリストアツールで対応できます。ウェブホスト型 UI かコマンドラインツールを使用して手動でバックアップを起動し、必要な時にリストア可能です。TeamCity REST API からバックアップ操作を開始すると、ニーズに合わせてカスタマイズされた全自動ソリューションを使用できます。

TeamCity のバックアップとリストアのオプションについて詳しく見る

プロジェクトの構成と履歴のインポート

CI/CD プロセスの進化に合わせてプロジェクトを専用サーバーに分散し直すことになるでしょう。TeamCity のプロジェクトインポート機能を使うと、数回のクリックでプロジェクトの構成(ビルド履歴、変更履歴、ユーザーアカウントを含む)をサーバー間で移動できます。

TeamCity でのプロジェクトのインポートについて詳しく見る

ビルドサーバーの監視および診断ツール

ビルドサーバーのヘルスに注意するには、TeamCity に組み込まれた監視および診断ツールを使用するのが簡単です。直感的なレポートとカスタマイズ可能なアラートによってサーバーの構成を最適化できます。

可観測性を組み込みで提供

可観測性を組み込みで提供

TeamCity のサーバーメトリクスでは、ビルドサーバーのヘルスとパフォーマンスに関する詳細なインサイトを得られます。キューに格納されたビルドや実行中のビルドの数の監視、サーバーに対する HTTP リクエストの追跡、ジョブの開始速度と終了速度の比較など、TeamCity UI を使ってさまざまなタスクを実行できます。

メトリクスは REST API を通じて Prometheus 形式で公開されるため、Grafana ダッシュボードに直接インポートできます。

TeamCity に組み込まれたメトリクスについて詳しく見る

ディスク使用量レポート

ディスク使用量レポート

TeamCity のディスク使用量レポートでは、ローカルとリモートのアーティファクトリポジトリが識別され、ストレージの使用状況が包括的に報告されます。データはプロジェクトやビルド構成ごとに細分化されるため、自動クリーンアップルールの調整やストレージの効率的な管理に必要なすべての情報を得ることができます。

TeamCity のディスク空き容量レポートについて詳しく見る

サーバーヘルスレポート

サーバーヘルスレポート

データベースまたはサーバー構成の問題からビルド依存関係や VCS ルートの欠落まで、TeamCity のヘルスレポートは CI/CD パイプラインに影響を与える可能性のあるあらゆる問題を報告します。インテリジェントなカテゴリ化と重大度評価によって問題の優先順位付けを効率的に行い、ビルドを円滑に実行し続けることができます。

TeamCity のサーバーヘルスレポートについて詳しく見る

ビルドプロセスの最適化

ビルドプロセスの最適化

アーティファクトのファイルサイズと数量、ビルド実行時間、VCS チェックに制限を設定することで、CI サーバーの円滑な実行を確保できます。TeamCity の構成可能なビルド設定により、TeamCity サーバーの動作をニーズに合わせて最適化できます。

TeamCity の構成オプションについて詳しく見る

サーバーログのレビュー

サーバーログのレビュー

ビルドまたはテストで問題が発生した場合はすぐに原因を調査することが重要です。TeamCity の各ビルドエージェントはビルドログ、テスト結果、およびメトリクスを自動的に TeamCity サーバーに送信するため、関連するすべての情報にすぐにアクセスできます。

サーバーログについて詳しく見る

ディスク空き容量のアラート

空きストレージ容量が少なくなってきた場合、TeamCity は自動通知を送信して問題を解決する猶予を与えます。使用しているファイルサイズの平均値に基づいてしきい値を調整し、警告を即座に配信させることができます。

構成可能なクリーンアップルール

TeamCity の構成可能なクリーンアップルールにより、ディスク空き容量の確保とキャッシュのクリアを自動的に行えます。ビルドアーティファクト、ログファイル、および統計の保持と削除のポリシーを定義し、古くなったファイルを自動的に削除できます。

メモリ監視

CI サーバー用のメモリ監視が組み込まれているため、効率的なフィードバックループを維持できます。TeamCity の自動アラートと構成可能なしきい値を使って早期に警告を得られるため、ビルドサイクルを高速に維持できます。

ブログで TeamCity の可観測性機能について詳しく見る

CI/CD Observability With TeamCity Server Metrics

Yegor Naumov、2022 年 6 月 1 日

TeamCity サーバーメトリクスによる CI/CD の可観測性

このブログ記事では、最も便利な TeamCity のメトリクスを紹介し、その最適な使用方法と解釈方法について説明しています。

Solving Build Server Scalability Issues

Pavel Sher、2023 年 4 月 5 日

ビルドサーバーのスケーラビリティに関する問題を解決する

このブログ記事では、TeamCity チームがビルドサーバーのパフォーマンスと安定性を強化するために行った手順と克服する必要のあった課題について説明しています。

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FAQ: TeamCity のシステムメンテナンス