TeamCity のロードマップ

このページには、現在私たちが実際に開発または設計している TeamCity の新機能のリストを掲載しています。 このリストから、来年に予想されるアナウンスを先行して確認することができます。

このページの情報はリリースごとに更新されています。 以下はロードマップに含まれる機能の最新ステータスです。

28
開発中
11
設計中
9
調査中
クラウド関連の機能

クラウド関連の機能

TeamCity にはユーザーが CI/CD パイプラインの速度とコスト効率を高めるために必要なものを完備したいと考えています。 このため、クラウド環境でビルドをより簡単にセットアップして実行できるようにするさまざまな機能を現在開発中です。

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ビルドランナーと統合

ビルドランナーと統合

TeamCity のビルドツールや外部ツールとの緊密な統合機能は世界中の開発者に好評を博しているため、当社は同機能を最大限にサポートして提供できるよう細心の注意を払っています。 このセクションでは、今後追加予定の新しい統合機能について掲載しています。

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マルチサーバーの拡張性

マルチノード構成

複数の TeamCity サーバーを連携させると、CI/CD のパフォーマンスと信頼性をまったく新しいレベルに高めることができます。 セカンダリサーバーの能力を拡張することで、クラスター環境における TeamCity の動作を改善しています。

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セキュリティ

セキュリティ

継続的インテグレーションは開発プロセスの中心を担っているため、第三者へのデータ漏えいやサイバー攻撃の犠牲になるリスクを最小限にするようなワークフローを維持することが不可欠です。 そのため、CI/CD パイプラインのセキュリティを改善できる多数の新機能に取り組んでいます。

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Kotlin DSL

Configuration as code (コードとして構成を記述)

ますます多くのユーザーが CI/CD 構成をコードとして保管しています。 近い将来に Kotlin DSL の表現力をさらに高め、より多くの方法で共有できるようにする予定です。

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重要な CI 関連の改善

重要な CI 関連の改善

CI をより細かく制御できるよう、DevOps パイプラインを簡単に自動化し、開発プロセスをより効率よく体系化するのに役立つさまざまな新機能を開発中です。

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ユーザーインターフェース

ユーザーインターフェース

高速で使いやすく、あらゆるワークフローと開発手法にもっとも柔軟に対応できるユーザーインターフェースを作成することに取り組んでいます。

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TeamCity Cloud

TeamCity Cloud

TeamCity Cloud は、JetBrains が全面的に運用と管理を行うマネージド版の TeamCity です。 専用のロードマップには、多数の追加機能が含まれています。

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TeamCity Pipelines

TeamCity Pipelines

TeamCity Pipelines は、当社が現在取り組んでいる新製品のコードネームです。 シンプルかつ直感的に CI/CD パイプラインを構築できるようにします。JetBrains 固有のインテリジェンスを利用しています。

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クラウド関連の機能

TeamCity にはユーザーが CI/CD パイプラインの速度とコスト効率を高めるために必要なものを完備したいと考えています。 このため、クラウド環境でビルドをより簡単にセットアップして実行できるようにするさまざまな機能を現在開発中です。

クラウドエージェント用の永続キャッシュ

開発中

クラウド環境で TeamCity を使用中のチームは、ローカルのインストール環境を使用しているかのように迅速にビルドを完了できなければなりません。 永続的なクラウドのキャッシュがあれば、クラウドビルドエージェント間で Maven アーティファクトや NPM パッケージなどのビルド依存関係を転送できるようになり、時間とネットワークコストを削減することができます。

また、ダウンロードの必要性がより少ないことは地球にとっても良いことです。 電気を節約し、カーボンフットプリントを削減できるからです。 そのため、この機能はビルドを高速化するだけでなく、環境保護にも役立ちます。

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AWS 資格情報管理の再編成

開発中

先日、AWS Connection という新しい資格情報管理システムをリリースしました。これは、TeamCity のビルド機能と、特定のジョブを実行するときに必要な権限のみを持つ一時 AWS セキュリティ資格情報とのクラウド統合を提供するシステムです。 次のステップでは、TeamCity で使用できるすべてのプラグインに AWS Connection のサポートを実装します。 このサポートにより、EC2、ECR、S3、およびその他のリソースへのアクセスを手動で構成する負荷をなくします。

初期状態で Microsoft Azure をサポート

開発中

クラウド環境では必要に応じてデリバリーパイプラインの容量をすばやく拡張できるため、ますます多くのお客様がクラウド環境でビルドエージェントを実行したいと考えています。 ユーザーによる Microsoft Azure への移行をサポートするため、TeamCity Azure プラグインの改善とバンドル化を計画しています。

ビルドエージェントのイメージビルダー

開発中

TeamCity のイメージビルダーを使うと、さまざまな環境に合わせて TeamCity ビルドエージェントのカスタム VM イメージをビルドできるようになります。 事前に作成済みの VCS リポジトリ、ビルド依存関係、Docker イメージなどを使ったビルドを高速化するのに役立ちます。

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Executor(実行プログラム)モード

開発中

ビルドエージェントを指定して管理しなくても単純なビルドタスクを実行できるよう、Kubernetes、HashiCorp Nomad、AWS ECS と同様の一般的なスケジューラーをサポートしたいと考えています。

これにより、どのワーカーがビルドを実行するかを考えなくてもプロジェクトのビルド構成をセットアップし始めることができます。

このようなアプローチは、VCS ルートや依存関係などのローカルキャッシュを必要としない小規模で単純なタスクには便利です。 スケジューラーを使用することで、リソースの使用率も高まります。 スケジューラーは初期状態で複数のタスクを同じクラスターノード上で同時に実行できるようになっています。

JeetBrains ホスト型エージェント

開発中

TeamCity Cloud 向けに JetBrains ホスト型エージェントのオプションをさらに追加しようと考えています。 このようなオプションには 1 分単位の macOS エージェントの再作成や ARM ベースの Linux エージェントの提供が含まれる予定です。

マルチテナントの TeamCity

開発中

現在の TeamCity Cloud ではお客様ごとに個別のサーバーが提供されていますが、 複数のプロジェクトを同じサーバーでホストする可能性を探っています。 これによってコスト削減効果が得られ、無料バージョンの TeamCity Cloud の提供も可能になるのではないかと考えています。

ビルドランナーと統合

TeamCity のビルドツールや外部ツールとの緊密な統合機能は世界中の開発者に好評を博しているため、当社は同機能を最大限のサポートで提供できるよう細心の注意を払っています。 今後追加予定の新しい統合機能を以下に掲載しています。

トリガーを制御するためのプルリクエストビルド機能

設計中

現在のプルリクエストビルド機能は特定のフィルター条件に一致する未解決のプルリクエストのブランチを含めるように VCS ルートの指定を拡張しています。

この機能をさらに拡張し、プルリクエストのサブセットのビルドは自動的に、その他のブランチのビルドは手動でトリガーできるようにしたいと考えています。

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統合に関連するプロジェクトとビルドの機能を集約

調査中

この機能では、プロジェクトレベルで GitHub などへの接続を構成できます。 TeamCity でプルリクエストと課題トラッカーの情報を接続設定から直接収集するかどうかを指定し、どのビルド構成でステータスを公開するかを指定できるようになります。

この機能を使えばプロジェクトレベルの設定を 1 回だけ構成すれば済むため、大幅に時間を短縮できます。

トークン管理用の UI

調査中

接続」を通じて発行される OAuth トークンは、内部の TeamCity トークンストレージに保管されます。 現在、このトークンは管理者 UI を通じて特定の設定(VCS ルート、ビルド機能など)が構成されている最中にストレージから抽出されるようになっています。

トークン管理用の UI の導入を検討中です。 この UI ではトークンの使用箇所やスコープを確認できるほか、以下を実行できます。

  • トークン ID と接続、トークンの発行に使用されたアカウントなどを閲覧する
  • DSL コードなどから ID で参照できるように新しいトークンを発行する
  • ストレージのトークンを削除する
  • トークンのプロジェクトスコープを閲覧・編集する
  • さまざまな設定からトークンの実際の使用箇所を閲覧する

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VCS からの新規プロジェクトの自動セットアップ

調査中

数千個のビルドエージェントと数万個のプロジェクトまでスケーリングできる TeamCity の機能は大企業から好評を博しています。 ただし、ある時点から新規プロジェクトを追加する楽しみはなくなり、新しい試みに取り組むたびにどうしても不便を感じるようになってきます。

この機能については、新しい .teamcity リポジトリが作成されたタイミングで TeamCity にプロジェクトを自動的に作成する機能を検討しています。

この機能に投票

UI でのプルリクエストのサポート

設計中

TeamCity は GitHub プルリクエストのサポートに注力してきました。 プルリクエストは TeamCity の観点では特殊なブランチです。 これらのブランチに UI で目印を付け、明確に認識できるようにする予定です。

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GitHub Checks のサポートの実装

設計中

GitHub Checks のサポートについては、ビルド中に発生したイベントに関する詳細な情報を含むレポートを GitHub から得たデータに基づいてユーザーに提供しようと考えています。

この機能には主に以下のようなメリットがあります。

  • プレーン形式のステータスではなく、拡張ハイパーテキスト形式のレポートを得られます。
  • ソースコードの特定箇所に(インスペクション用などの)アノテーションを挿入できます。

プルリクエストビルド機能のフィルター基準の追加

設計中

現在の TeamCity のプルリクエストビルド機能にはターゲットブランチのフィルターのみが備わっています。 レビューステータス、ラベル、作成者ロールなどの新しいフィルターの導入を検討中です。

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ゲーム開発向けの対応

開発中

TeamCity には、他の CI ツールにはない能力と汎用性が備わっています。 ゲーム開発で最も人気のある CI ソリューションの 1 つであるのも当然です。 現在、以下の 3 つの主要分野でこの業界に貢献できる方法を調査しています。

  • Unity のサポート
  • Unreal Engine のサポート
  • ゲーム開発における一般的な CI/CD ワークフロー

ゲーム制作に TeamCity のご利用をお考えですか? こちらの調査にご協力いただければ幸いです。

Perforce 統合の改善

TeamCity はゲーム開発で最もよく使用されているバージョン管理システムの 1 つである Perforce Helix Core とのネイティブ統合を提供しています。 以下は Perforce のサポートについて当社が計画している内容です。

TeamCity が作成した Perforce ワークスペースの自動削除

開発中

Perforce エージェントサイドチェックアウトを使用すると、Perforce ワークスペースが作成されます。 TeamCity エージェントが使用されない場合、このワークスペースは Perforce サーバーに残ったままになります。

サーバーリソースの占有を防ぐため、TeamCity が TeamCity エージェント用に作成した Perforce ワークスペースのうち、非アクティブになっているものを自動的に削除する機能を導入する予定です。

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Commit Status Publisher からの Helix Swarm レビューコメントに対する制御の拡大

開発中

現在、Commit Status Publisher はビルドの各ステージに関する情報(処理待ち、開始、成功/失敗など)を提供していますが、情報が多すぎて混乱を生じる場合があります。

送信されるコメントやそれをトリガーする状態をより細かく制御できるようにする予定です。

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エージェントサイドチェックアウトのカスタム Perforce ワークスペース名

開発中

現在の TeamCity はエージェントサイドチェックアウトの最中に Perforce ワークスペース名を自動的に生成しています。 このワークスペース名にカスタムパターンを指定できるオプションを追加する予定です。 このパターンでは、以下の項目を使用できるようになります。

  • プロジェクト ID と構成 ID
  • VCS ルートの外部 ID
  • チェックアウトディレクトリの名前

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Unreal Engine のサポート

開発中

Unreal Engine はゲーム開発用の最も一般的に使用されているゲームエンジンの 1 つです。 現在、TeamCity ユーザーに以下の機能を提供する新しい Unreal Engine プラグインに取り組んでいます。

  • ビルドエージェントでの Unreal Engine のインストール検出
  • 専用の Unreal Engine ランナー
  • Unreal Engine ビルドステップの自動検出
  • 問題点がハイライトされた構造化ビルドログ
  • テストのレポート作成

マルチノード構成

複数の TeamCity ノードを連携させると、CI/CD のパフォーマンスと信頼性をまったく新しいレベルに高めることができます。 マルチノード構成に新しい機能を実装することで、TeamCity がクラスター環境で動作する方法を改善中です。

可用性の改善

開発中

サーバーメンテナンスによって開発者がビルドの実行を妨げられるような事態は避けるべきです。 セカンダリノードをメインノードに自動変換するなど、TeamCity の可用性を高める機能にさらに注力し、マルチノード構成における共有データディレクトリへの依存を排除する作業を続ける予定です。

構成ファイルにおける変更内容の伝播の改善

開発中

すべての構成ファイルをローカルの Git リポジトリに保管することを計画中です。 このリポジトリは、マルチノード構成の TeamCity ノード間で構成ファイルを共有するために使用できます。

これにより、これらのファイルの変更に関するトランザクション通知をセットアップし、変更の原子性と、それに関するセカンダリノードの通知の原子性を確保できるようになります。

スタンドアロン型ビルドログサービス

設計中

マルチノード構成ではすべてのノードが共有データディレクトリに保存されたビルドログファイルを処理しています。 ほとんどの場合、1 つのノードが何らかのビルドに対応するログファイルを「所有」しています。 このノードはそのファイルに書き込みを行いますが、他のノードはそれを読み取ることしかできません。

ある TeamCity ノードがログファイルを「所有」するノードがクラッシュしたと判定した場合(実際には正常に動作していても)、別のノードが同じログファイルに書き込みを開始してファイルが破損する可能性があります。

そこで、すべてのノードから HTTPS でアクセスできるスタンドアロン型ビルドログサービスを実装したいと考えています。 この新しいアプローチにより、2 つのノードが同じファイルに書き込むことでログファイルが破損してしまう可能性をなくします。

Git リポジトリでのすべての構成変更のコミット

調査中

この機能は、特定の Git リポジトリにすべての変更(プロジェクト関連とグローバルの両方)をコミットしてプッシュすることを意図したものです。 これにより、そのリポジトリをマルチノード構成の TeamCity ノード間で構成ファイルを共有するために使用できます。

このリポジトリは TeamCity の設定で行われるすべての変更の監査用に使用することもできます(UI、Rest API、または Versioned Settings(バージョン管理された設定)で行います)。

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セキュリティ

継続的インテグレーションは開発プロセスの中心を担っているため、第三者へのデータ漏えいやサイバー攻撃の被害に遭うリスクを最小限にするようなワークフローを維持することが不可欠です。 今後もセキュリティに関する製品の機能改善を継続的に実施し、以下の機能を導入する予定です。

リモートシークレットストレージとの統合

設計中

この機能は、TeamCity がビルドの実行直前に外部パラメーターストレージに存在するパラメーターの値を取得できるようにするものです。 TeamCity のパラメーター UI を開き、外部パラメーターを参照するパラメーターを追加できます。 AWS Parameter Store、HashiCorp Vault、Azure App Configuration、Azure Key Vault などの外部ストレージにパラメーターを格納しているチームに役立つ機能です。

このリポジトリは TeamCity の設定で行われるすべての変更の監査用に使用することもできます(UI、Rest API、または Versioned Settings(バージョン管理された設定)で行います)。

詳細情報

安全でないビルドの処理

調査中

現在、サポートされているすべての VCS ホスティングに対し、フォークからのプルリクエストとマージリクエストを検出する機能を開発しています。 セキュリティを改善するため、この方法でトリガーされるビルドには必須の手動承認も実装する予定です。

構成のコード化

Kotlin DSL の表現力のおかげで、ユーザーが実際に CI/CD 構成をコードとして保管するようになってきています。 当社はこの機能を改善する意向ですが、ここでは近い将来に予定されている主な変更点をご紹介します。

ユーザーエクスペリエンスの単純化

調査中

Kotlin DSL を使用すると、より多くの経験豊富な TeamCity ユーザーが無理なくビルド構成設定を再利用できるようになるため、チームの時間と労力を節約できます。 Kotlin DSL は静的型付け言語であるため、IDE で使用すると利用可能な API の検出がはるかに単純化されます。

また、Kotlin の知識や特定の IDE で作業する必要性が原因で TeamCity でのパイプライン構成が妨げられてはならないことも理解しています。 そこで、現在はユーザーエクスペリエンスを単純化して TeamCity での作業負荷を大幅に減らす方法を模索中です。

IDE におけるインポートの柔軟性

調査中

IDE 以外のコードエディターで Kotlin ファイルを簡単に編集できるよう、.kt ファイルに DSL 関連パッケージのインポートを明示的に指定する必要性をなくす予定です。 インポートは TeamCity サーバー側で自動的に処理されるようになります。

これにより、任意のコードエディターでコードをコンパイルできるようになります。 TeamCity はそのコードが実際に動作することを保証します。

小規模プロジェクト向けの基本的な DSL の単純化

調査中

Kotlin DSL にはパイプラインを期待通りに正確に実行するように構成できる機能が備わっていますが、比較的小規模なプロジェクトでは必ずしも複雑な Kotlin DSL の構成が不要な場合があります。 これに関し、基本的な DSL を小規模プロジェクト向けに単純化し、ドキュメントから DSL コードの例を簡単にコピーして貼り付けられるようにする予定です。 これにより、構成プロセスが大幅に高速化されます。

YAML による実験

調査中

Kotlin DSL には CI/CD プロジェクトを構成するための強力な方法が備わっていますが、パイプライン構成に YAML を使用することに慣れているユーザーもいるかもしれません。

そこで、YAML をプロジェクトをコードとして構成するためのオプションとして追加できる可能性を探っています。

この機能に投票

外部システムで Versioned Settings(バージョン管理された設定)リポジトリを開く

設計中

バージョン管理された設定の構成に Kotlin DSL を使用している状態で何らかの変更を行う必要がある場合、TeamCity が関連するコードが保存された外部システム内のリポジトリの対応するファイルに移動できるようになります。 これにより、リポジトリでそのファイルを探して参照する手間がなくなります!

詳細情報

重要な CI 関連の改善

JBA ログインと新しいライセンス形式

開発中

Server および Agent ライセンスを JetBrains Account を通じて透過的かつ柔軟に管理できるようにしたいと考えています。 さらに、TeamCity がリアルタイムでライセンスを取得できるようにして、オフラインライセンスキーを生成してダウンロードする必要性をなくすことも検討しています。

以下を計画しています。

  1. TeamCity On-Premises のお客様が大量のオフラインライセンスキーを処理することなく JetBrains Account を通じて Server および Build Agent ライセンスを管理できるようにすることで、ライセンス管理を単純化します。
  2. TeamCity インストール(TeamCity Professional を含む)に JetBrains Account ログインを導入します。

マトリクスビルド

開発中

TeamCity が一連のパラメーターを取得し、それらの組み合わせごとにビルドを実行できるようにするマトリクスビルドという新機能を追加する予定です。 この機能は、同じビルドやテストをオペレーティングシステムや Java/.NET バージョン、ブラウザーなどが異なるさまざまな環境で実行する必要がある場合に特に役立ちます。

マトリクスビルドでは指定されたパラメーター(OS や環境など)のセットを 1 つ設定すれば他のビルド構成で同じセットを同時に実行できるようになるため、時間と労力を大幅に節約できます。

デプロイダッシュボード

開発中

デプロイされたビルドの履歴を保存できるようにする予定です。

この新機能により、本番にデプロイされているバージョンやステージングにデプロイされているバージョンなど、すべてのデプロイの最新の状態を確認できるようになります。

また、すべてのインスタンスに関するデプロイ履歴レポートにもアクセスできるようになります。 デプロイダッシュボードには、インスタンスのリスト、その最新の状態(進行中、成功、失敗)、および関連するビルドの詳細(タイミング、エージェント、ビルドをトリガーした人など)が表示されます。

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特定の時刻にビルドを実行するためのスケジュール設定

開発中

ビルドの実行を即座に実行するのではなく、指定した時刻にスケジュールしたいと思ったことはありませんか?

現在、ビルドを指定した時刻(タイムゾーン指定あり)または現在時刻からの経過時間(今から 2 時間後など)でビルドを実行するようにスケジュール設定できる機能を開発しています。

ビルドは直ちにキューに追加されますが、指定されたスケジュール時刻まで待機します。

進捗をフォロー

複合ビルドでの共有リソースの使用

調査中

複合ビルドでロックされた値を依存関係ビルドに渡す可能性を探っています。 将来的には、TeamCity ユーザーにスナップショット依存関係とリンクされたビルド一式のリソースをロックできる機能も提供したいと考えています。

詳細情報

TeamCity の UI

開発者は CI/CD ソリューションを毎日利用しているため、私たちは TeamCity を快適に使用していただきたいと考えています。

Sakura UI タブへの移行

開発中

バージョン 2022.10 の時点で Sakura UI が TeamCity のデフォルトになりました。 現在、クラシック UI と Sakura UI の機能差を完全になくすように取り組んでいます。 この目的を実現するため、クラシック UI のページを実装し直し、プラグインシステムを改良して Sakura UI にプラグインのタブを統合する予定です。

TeamCity のオンボーディング改善

開発中

TeamCity は高度な機能を多数備えた強力な CI/CD システムです。 ユーザーが TeamCity に慣れ親しみ、希望通りにソフトウェアを構成できるようにするため、ソリューション内でオンボーディングガイドを提供する予定です。 対話型のガイドとヒントを使用することで、新たに参加するメンバーは TeamCity の使用方法を効果的に学習し、既存の顧客はクラシック UI から Sakura UI に移行できるようになります。

対話型ガイドとテンプレートプロジェクト

設計中

ユーザーのオンボーディングを改善するため、TeamCity にテンプレートデモプロジェクトを導入する予定です。 このようなテンプレートプロジェクトを使用すると、独自のコードベースを CI/CD ツールに接続することなく TeamCity を試し、最初のグリーンビルドにより早く到達できるようになります。

対話型ガイドでは、UI 内で TeamCity の基本機能の概要を理解できます。 TeamCity により早く馴染めるよう、ガイドには各種のシナリオやユースケースが用意されます。

Sakura UI のパフォーマンス

開発中

より大規模な TeamCity インストールに対応するため、パフォーマンスを改善中です。 主に注力しているのは、エージェントおよびプロジェクトページです。 TTFB、CLS、および TTI メトリクスや、その他の Web Vitals を減少させることを目標としています。 TeamCity ユーザーは、アプリケーションページのレンダリングとロード時間がすべてのブラウザーで短縮されることを期待できます。

Sakura UI: Problems(問題)タブ

開発中

TeamCity はプロジェクトおよびビルドレベルで現在の問題と調査の概要を示します。 ユーザーはビルド構成エラー、失敗したテスト、調査中の問題をレビューし、担当者とステータスを確認できます。

ビルドの問題

選択したプロジェクトのすべての課題とステータスの概要を分かりやすくするため、UI を改良中です。 これらは現在、共通の Problems(問題)タブに表示されるようになりました。

ここでは、ユーザーが種類(失敗したテスト、ビルドの問題、ビルド構成の問題)、ステータス(ミュート、ミュート解除)、および調査担当者(担当者)別に問題を絞り込むことができます。

このアップデートでは、ユーザーがより便利で簡潔な方法でビルドの既存の課題とステータスを確認できるようにすることを目指しています。

ビルドの問題

TeamCity Pipelines

TeamCity Pipelines は、JetBrains 製品特有のインテリジェンスによって CI/CD パイプラインのビルド作業を単純かつ直感的に行えるようにします。

TeamCity Pipelines

TeamCity Pipelines では、ビルドとテストの自動化プロセスの個々のステップからデリバリーパイプラインをセットアップする総合的なエクスペリエンスにシフトすることに注力する予定です。 TeamCity Pipelines は、JetBrains 製品特有のインテリジェンスによって CI/CD パイプラインのビルド作業を単純かつ直感的に行えるようにします。

TeamCity Pipelines が提供するまったく新しいビジュアルパイプラインエディターはエンタープライズレベルのワークロードを処理できる TeamCity の CI/CD エンジンを搭載しており、どんなに複雑な CI/CD パイプラインの作業も簡単にします。 TeamCity Pipelines にはパイプライン構成のすべてのステップを案内し、その過程で最適化オプションを自動的に提案するインテリジェントな構成支援が組み込まれます。

以下は現在取り組んでいる TeamCity Pipelines に関する新機能の一部です。

YAML による構成のコード化

調査中

Kotlin DSL はパイプラインの構成をコード化する強力な手法ではありますが、 CI/CD の業界で広く使用されている YAML 言語を使用して CI/CD プロジェクトの構成に着手するほうが簡単だと感じるユーザーもいるかと思います。

TeamCity Pipelines はYAML を使用してビルド設定を保存し、ジョブとその依存関係を定義できる機能を提供する予定です。

テストの並列化

開発中

TeamCity はユーザーが別途入力を行わなくても、スマートなアルゴリズムを使用してテストスイートを自動的に並列化できます。 ユーザーはテストで並列実行するビルドエージェントの数を選択するだけで済みます。 これにより、次の実行にかかるビルド時間を大幅に短縮できます。

エージェントプレイグラウンド

設計中

TeamCity ビルドエージェントにインストールされているソフトウェア、エージェントが具体的に使用している OS、どのように JetBrains ホスト型ビルドエージェントを変更できるのかを理解するのが困難な場合があります。

エージェントプレイグラウンド

パイプラインを実行せずにエージェントでスクリプトを実行できるエージェントプレイグラウンドのようなものを開発したいと考えています。 こうすることで、ユーザーはビルドが終了した後にプレイグラウンドエージェントに接続し、調査やデバッグを行うことができます。

また、エージェントの環境を素早く確認して特定のエージェントの問題をデバッグできるよう、TeamCity Pipelines UI からエージェントターミナルを直接開く機能も提供する予定です。

Docker 統合の強化

設計中

パイプラインの構成に必要なソフトウェアがエージェントにない場合、ビルドを Docker コンテナーで実行するように選択できます。

The enhanced Docker integration in TeamCity Pipelines will allow you to use the autocomplete feature to find the correct Docker image from https://hub.docker.com/. また、以前に使用した Docker イメージのリストが表示され、検索で見つかった各 Docker イメージにリンクが提供されるようになります。 これにより、必要な Docker イメージの検索をより簡単かつ素早く行えるようになります。

特定のイメージが Docker Hub に存在しない場合のユーザーフレンドリーなソリューションを提供する可能性を調査中です。 現在の VCS リポジトリから Docker ファイルを参照できるようになるかもしれません。

Docker 統合の強化

適用済みの最適化と推奨される最適化の表示

設計中

TeamCity のインテリジェントなテスト並列化、ビルドの再利用、キャッシュ、およびその他の機能により、組織はビルド時間を大幅に短縮することができます。 現在の TeamCity は各ビルド実行ごとの合計最適化(節約)時間を表示しています。

この機能を拡張するため、ビルド実行に適用された最適化を示すより包括的なビューを提供する予定です。 また、適用することでビルド時間をさらに短縮できる可能性のある最適化のリストを提供することを目指しています。

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TeamCity インサイダーになる

TeamCity Cloud

私たちはユーザーがビルドインフラストラクチャのインストールと管理に負担を感じることなく開発できるようにしたいと考えています。 このため、JetBrains が全面的に運用と管理を行うフルマネージド型の CI/CD ソリューションである TeamCity Cloud を提供しています。 クラウドインストール環境には不要な一部の管理機能を除き、オンプレミスバージョンと同じ機能を提供しています。

当社が開発するすべての機能は製品のオンプレミスバージョンとクラウドバージョンの両方に反映されますが、TeamCity Cloud 専用のロードマップには多数の追加機能が含まれています。

  • Apple Silicon(M1 チップ)を使用する macOS エージェント 開発中
  • 他の JetBrains 製品との統合 設計中
  • オープンソース対応のライセンス体系 設計中
  • 新しい価格体系 開発中

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