YouTrack は柔軟で強力なアジャイルボードによって、かんばん、スクラム、および混合アプローチをサポートしています。 アジャイル手法を使用していない場合でも、個別のバックログからエンタープライズポートフォリオまで、ボードを使ってあらゆるレベルでプロジェクトを計画し、追跡することができます。
プロジェクトの管理方法に関係なく、アジャイルボードを使えばプロジェクトの総合的な「規模と状態」を一目で確認することができます。
アジャイルボードには高い汎用性が備わっているため、1 つまたは複数のプロジェクトの一連のタスクを視覚的に計画し、進捗状況の追跡と監視を行える優れたツールです。
スイムレーンを使ってタスクをグループ化し、編成と可視性を高めることができます。
バックログを優先度や担当者などの課題フィールドごとにグループ化したり、#タグを使って自在に編成したりすることができます。
アジャイルボードでは、直感的で意味のある方法で進捗を追跡することができます。 ボードをさっと見るだけで、チームが作業中のタスクの数、完了したタスクの数、バックログで待機中のタスクの数を確認できます。
最大 10 人のチームでの無料利用
定義済みの設定を使って、たった数クリックで新規ボードを作成できます。
最も一般的なユースケース向けに用意されたボードテンプレートを使って素早く使い始めることができます。または独自の細かい要件に従って、ボードをゼロから構成することも可能です。
YouTrack では、かんばん、スクラム、またはその他の手法の使用を強制していません。お好きなようなボードを使用することができます。
かんばんやスクラムといった特定の手法を使用しているのか、独自のアプローチを採用しているのかに関係なく、アジャイルボードはユーザーのニーズに合わせて使用できます。ユーザーがアジャイルボードの要件に合わせて作業する必要はありません。
アジャイルボードはリアルタイムに更新されるため、課題に適用される変更はその課題が表示されているすべてのボードに直ちに反映されます。
新しい課題が作成されると、その課題に一致するクエリに応じて、すべてのボードに自動的に表示されるようになります。
ボード上の列間で課題をドラッグすると、そのワークフローのステータスが更新されます。
スイムレーン間で課題をドラッグすると、ボードのスイムレーンを定義するフィールドの値が更新されます。
ボードは、検索クエリ(自動入力)を使うか、表示される課題を手動で選択するか、いずれかの方法で定義できるため、計画、追跡、およびレポート作成を自由に行うことができます。
計画して追跡するプロジェクトと課題に必要な数だけボードを作成できます。 ボードには、ワークフローの異なる複数のプロジェクトのタスクを表示することができるため、あらゆるレベルで明確な可視性を得ることができます。
同じセットの課題をさまざまな角度から確認できるように、異なるスイムレーンを使ったボードを必要な数だけ作成できます。
アジャイルボードの列は、プロジェクトワークフローのステージを表します。 YouTrack では、複数のワークフローステータスを 1 つの列にまとめることで、ボードを明瞭にすっきりと維持することができます。また、進捗の視覚化も可能な限り簡単に行えるようになります。
スイムレーンはボード上の課題を折り畳み可能な横方向の行でグループ化し、特定の基準に応じて課題の分担状況を視覚化する優れた機能です。
YouTrack では、ほぼすべての課題フィールドでスイムレーンを定義できます。 例:
強力なスクリプトワークフローを使って、最も複雑なプロセスを簡略化することができます。
WIP(進行中の作業)はアジャイルボード上にある現在のワークロードと計画されたワークロードの基本的なインジケーターです。
YouTrack では、スプリントに課題を追加しすぎないようにするなどの理由で、ボード上の異なるステータス(列)に WIP 制限を設定することができます。
YouTrack には、スクラムとかんばんワークフローをサポートするために必要な特定の機能が用意されていますが、こういった特定の手法に縛られることなく任意の方法でアジャイルボード、レポート機能、およびその他の機能を自由にセットアップして使用することができます。
スクラムチームは、一定の作業量を一定の期間内(通常 2 週間以内)に完了するようなスプリントで作業します。
スクラム手法では、計画と優先度の設定が非常に重要です。 YouTrack のアジャイルボードでは、この要素を適切に行うことができます。
指定された修正バージョンで課題をバックログに自動追加するか、スプリント計画会議中に手動で課題を追加するようにスクラムボードを構成できます。
バックログの優先度の設定は、課題を上下にドラッグアンドドロップするだけで行えます。
またスプリントの優先度の設定もスイムレーンを上下にドラッグして行い、スイムレーン内でも同じ方法で課題の優先度を設定できます。
スプリントの過程で完了できなかったタスクは、自動的に次のスプリントに追加されます。
スプリントの全体的な進捗は、スクラムボードのワークフローで課題をフォローすることで追跡できます。
バーンダウンチャートを使用して、スプリントの終了までにすべてのタスクを終了する目標を果たしているかを確認するか、累積フローチャートを使用して、作業の全体的な「スピード」を追跡してボトルネックを特定することができます。
バーンダウンチャートは、スプリント中に「理想的」な進捗と実際の進捗を比較する折れ線グラフです。 すべてのタスクを時間通りに完了できているかどうかを追跡することができます。
進捗の追跡をスイムレーン、課題数、予測、またはタイムトラッキングに基づいて行うように、バーンダウンチャートを構成できます。
YouTrack のバーンダウンチャートは週末も考慮します。
バーンダウンに含まれている課題をフィルターする検索クエリを指定することができます。
このため、特定の機能が時間通りに完了するかどうかを確認したい場合など、スプリント内のタスクのサブセットを個別に追跡することができます。
Epic board (エピックボード)を作成し、プロジェクト全体の進捗状況を追跡できます。 エピックをスイムレーンとして設定し、ユーザーストーリーを、各スイムレーン内を移動するタスクとして設定します。 エピックボードには、プロジェクト管理に貴重な概要表示機能が備わっています。
より詳細なレベルでは、ユーザーストーリーを開発タスクを含むスイムレーンとした Development board(開発ボード)を作成できます。 このボードは各スプリント内のチームの進捗状況を可視化します。
さまざまなスイムレーン構成を使用して必要な数だけボードを作成できるため、同じセットの課題を異なる角度から確認することができます。
かんばんはスクラムとは異なり、作業を連続的なフローで行います。各タスクには期限があり、新しいタスクは連続的にバックログに追加されます。
かんばんは、予めタスクの実行を計画することではなく、作業を中断なく円滑に進められるようにフローを管理することに焦点が当てられています。
WIP(進行中の作業)制限などの基本的な機能のほか、YouTrack では高度なスクリプトワークフローもサポートされているため、完了まで一貫してタスクを目標管理することができます。
ワークフローでは、ステータスの流れに沿って指定されたチームメンバーに課題を割り当てたり、タスクのワークフローステータスが長い間変化しない場合にアラートをメールで送信したりなど、多くのことを自動化することができます。
強力なタイムトラッキング機能を使用して、ボードとダッシュボードで現在のワークロードの全体図を即座に確認し、累積フローレポートでボトルネックを特定して排除し、完了した作業を把握することができます。
YouTrack には、プロジェクトの時間どおりかつバジェットどおりの納品を保証するために必要なすべてのツールが揃っています。
YouTrack を使えば、スクラムやかんばん、そしてその他の特定のアジャイル手法に制限されることがありません。
YouTrack の柔軟なアジャイルボード、強力なスクリプトワークフロー、およびカスタマイズ可能なレポートをあなたのプロセスに適応させることができます。
複数のプロジェクトを一か所で追跡して、チームや部署をまたがった、または組織全体の概要ビューを確認することができます。
ボードは、バックログを視覚化し、メンバー間でタスクがどのように分担されているかを確認する上で非常に役立ちます。
複数のボードを構成して、チームメンバー別、タスク重要度別、プロジェクトコンポーネント別などのワークロードといったさまざまな角度からプロジェクトを確認することができます。
ユーザーは、自分のタスクを追跡する独自のボードを簡単に作成できます。 チームボードと同様に、さまざまな視点からタスクを確認できるようにパーソナルボードを構成できます。