JetBrains 2019年のハイライト

2000年2月に設立されたJetBrainsは、皆様と共に20周年を迎えました。ここでは2019年のハイライトをお伝えします！

JetBrainsは20周年を迎えました！成長、新しいオフィス、新製品のSpace、IDEのテーマとフォント、教育、パートナー、オープンソースプロジェクトのサポートなど、沢山の発表や出来事がありました。

JetBrainsの２０年の歴史と最新情報に興味のある方は、ぜひ詳細をご覧ください！

JetBrainsは外部の資金に頼ることなく、わずか数名の従業員を抱えるプラハの小さなスタートアップから5カ国に9つのオフィスを展開する業界を代表するソフトウェア開発ツール企業に成長しました。

当初は単一の製品を手がけていましたが、JetBrainsが作成したプログラミング言語であるKotlin®や最近発表された統合チーム環境であるJetBrains Space^TMを含め、今や私たちは28種類の製品ラインアップを揃えています。

現在、私たちは世界中の800万人以上のユーザーにThe Drive to Developを共有し、私たちの創設者が20年前に掲げたのと同じスタートアップ精神と若々しい気持ちで刺激的な未来へと前進し続けています。

JetBrains の創設者

800万

私たちのツールを使用し、信頼している開発者の数

180万

合計顧客数：2019年（無料+有料）

10年以上お付き合いのある顧客数

8,561

個人のお客様

6,657

法人顧客数

15年以上お付き合いのある顧客数

1,092

個人のお客様

1,880

法人顧客数

1,256

9つのオフィスで活躍中のチームメンバー数

長期在籍中の従業員数:

10年以上

15年以上

480万

過去20年間で提供した無料ライセンス数

1.3万

これまでに支援してきたオープンソースプロジェクトの数

JetBrainsのツール数

過去20年間に受賞した
業界賞の数

JetBrainsの業務方針

JetBrainsではドッグフィーディングの習慣を実践しています。私たちの開発プロセスは好循環を生み出すように設計されています。私たちは自ら開発したツールを使うことで、その貴重な体験をツールの実装や改善に役立てています。このような習慣を通して何を変更し、改善し、さらには再設計すべきかを知るのに必要な独自の情報を得ています。こちらの動画を見て、その取り組みを詳しく確認してください！

JetBrainsの早期アクセスプログラムに参加すると、開発の非常に早い段階にある製品を試すことができます。機能の使用状況を基にした改善点の分析からバグの発見と修正に至るまで、EAPの参加者は最終製品の改良と今後の計画策定に直接協力することができます。

早期アクセスプログラム

第 4 回目となる開発者エコシステムの現状に関する年間レポートが完成しました。 2020年初めに約20,000名の開発者様にご協力いただき、プログラミング言語、ツール、テクノロジー、さらには生活様式に関する開発者コミュニティのトレンドを定量化しました。ぜひご確認ください！　　

開発者エコシステムアンケート2020

技術および製品の発展に関する協力

製品の発展とコミュニティへの貢献

私たちはコーディング中に発生する反復的なタスクを自動化することにより、開発者がコード設計とゴールの実現に集中し続けられるようにし、より速く作業できるよう努めています。また、開発者がコードベースから必要な情報を簡単に探し出し、振る舞いを理解するための各種ツールを提供します。私たちの製品は開発のあらゆる段階で品質管理を容易にし、後からメンテナンス作業にかかる時間を短縮します。

どんなプログラミング言語・テクノロジーをお使いでも、JetBrainsはそれに合ったツールを提供します JavaScript、.NET、Java、C++、macOS＆iOS、Python＆Django、PHP、Ruby & Rails、Android、Go、Kotlin、SQLのいずれかをお使いですか？おまかせください！　

あなたにぴったりのツールを見つけましょう

IDEs

IntelliJ® IDEAの初期バージョンは2001年1月にリリースされ、高度なコードナビゲーションとコードリファクタリング機能を統合した初のJava IDE製品の一つでした。 IntelliJ IDEAはすぐに最も人気のあるJava IDEになり、現在のような多言語プログラミングに選ばれるIDEになるまでに数多くの賞を受賞しました。

JetBrainsはオープンソースの強力な支持者であり、2009年10月にオープンソース版のIntelliJ IDEAを制作しました。当時はすでにRubyMine®、WebStorm®、MPSがリリースされていましたが、その他にもIntelliJプラットフォームをベースにして特定のプログラミング言語と関連テクノロジーに特化した各種IDE（AppCode®、CLion®、DataGrip®、GoLand®、PhpStorm®、PyCharm®、JetBrains Rider®）が数年間にわたって追加されました。どんなテクノロジーが必要でも、どんなJetBrainsのIDEを選んでも、なじみやすいUI/UXのおかげでスムーズに開発することができます。

.NETおよびVisual Studio関連ツール

受賞歴のある.NET開発者向けのVisual Studio拡張機能であるReSharper®は2004年に発売され、その後の.NETおよびVisual Studio関連ツール（ReSharper C++、dotCover®、dotMemory®、dotPeek®、dotTrace®）の下地になりました。

このツールの仲間に新たに高速かつ強力なクロスプラットフォーム .NET IDEであるRiderが追加されました。この製品ではWindows、Mac、Linux上で.NET、ASP.NET、.NET Core、Xamarin、Unityのアプリケーションを開発できます。 JetBrains Riderは、IntelliJプラットフォームとReSharperをベースにしているという点でユニークです。 Riderは2019年で最も急成長したJetBrainsの製品であり、対前年比で98%の成長率を示しました。

チームツール

TeamCity®は、2006年に発売されたJetBrainsのビルド管理・継続的インテグレーションサーバーです。同製品は初のチームツールであり、私たちが発売した4番目の製品でした。また、その後数年の間にYouTrack®、Upsource®、Hubを追加しました。

KotlinConf ‘19では、チームや組織が効率的かつ効果的に連携するのに必要なツールを提供する統合チーム環境であるSpaceを発表しました。この製品は、従来のどのJetBrains製品よりも幅広く組織内に導入できます。

言語

JetBrains MPS®とKotlinはいずれもオープンソースです。 JetBrains MPSは独自のドメイン固有言語を作成できる言語ワークベンチで、2009年からご利用いただけるようになっています。

KotlinはAndroid、JVM、JavaScript、Nativeをターゲットとする静的型付きプログラミング言語であり、JetBrainsが開発しています。このプロジェクトは2010年に開始し、非常に早い段階でオープンソース化されました。初版である1.0のリリースは、2016年2月に公式に行われました。その後、KotlinはAndroid向けの第一級プログラミング言語になり、専用の年次カンファレンスであるKotlinConfが開催されるようになりました。 2019年には400万人以上の開発者がKotlinのコードを編集しました！

コーディングをより楽しくするための試みとコミュニティーへの還元

私たちはIDEで長時間作業を行うことが辛いことを理解しています。そのため、少しでも作業を快適にするための方法を常に模索してきました。 2012年にはDarculaテーマをお届けし、2019年後半には開発者専用の新しいオープンソースの書体であるJetBrains Monoをご紹介しました。この書体は同年後半には私たちのIDEに組み込まれ始めており、まもなくすべてのIDEで利用できるようになります。この書体はオープンソースで提供されます。

オープンソースに関して言えば、私たちは当社や開発者のために尽力し、あらゆる人の成長を支援したコミュニティに還元しようと努めています。私たちはオープンソーススポンサーシップ、学生ライセンス、ユーザーグループ、認定エキスパート向けプログラムを通じてこの一年間に480万件の無料ライセンスを提供してきました。

私たちは楽しみと共有を愛し、コーディングはアートであると信じています！

私たちと共に20周年を迎えていただき、ありがとうございます。また、2019年のハイライトをご覧ください。

今日のJetBrains

私たちはチームの規模を含め、継続的に開発・サポート体制を強化しており、JetBrainsの施設も改良し続けています。

拠点に関する最新情報

サンクトペテルブルクの新オフィスが稼働し始めました。

プラハオフィスの拡張と改修が完了しました。

ミュンヘンで新オフィスを建設中です。

アムステルダムに研究開発部門および企業経営部門を構える新しいオフィスが開設されました。

JetBrainsの求人に応募してみませんか？

JetBrainsでキャリアの機会を見つけてください！

2019年のチームフォトギャラリー

以下のインタビューでは弊社チームに関するさらに詳しい情報をご確認いただけます。

協力し、刺激しよう。 JetBrainsのデベロッパーアドボカシー担当チームリーダーであるHadi Haririとのインタビュー

JetBrainsのUI/UXデザイナーであるOlga Berdnikovaとのインタビュー

JetBrainsの市場調査に対する直接的な洞察

プロダクトマーケティングマネージャーからプロダクトマネージャーに転身？プロダクトマネージャーになるとはどういうことなのか？

オンライン学習資料：初心者からプロになったある開発者の事例

第7回年次ハッカソン

不満の評価

トロフィー数

日

時間22分のプレゼン

カテゴリ

各種賞

ゲスト数

終了プロジェクト数

提出プロジェクト数

182

参加者数

305

投票数

18,000

ドル相当の賞品

詳細情報

顧客関連のハイライト

JetBrainsのツールを選ぶ開発者の数は800万人に達し、アジア太平洋地域で大きな伸びを示しました。

800万

私たちのツールを使用し、信頼している開発者の数

2,343^(+13%)

1日あたりのJetBrainsの新規個人ユーザー数

144^(+33%)

1日あたりのJetBrainsの新顧客社数

213

サブスクリプションが販売された国と地域の数（有料の購入のみが対象）

Forbes Top 100 Digital Companiesに掲載されている顧客数

2015年から2019年までの合計月間ユニーク有効ユーザー数（100万単位）

引き続き、ほぼすべての地域でJetBrains製ツールの採用が進んでいます。

1,789,344^(+22%)

2019年の合計顧客数（無料+有料）

452,866^(+12%)

2019年の有料顧客の数

各種JetBrains IDE製品と.NETツールの合計ダウンロード数

51,043,776^(+66%)

2019

2018

30,178,512

参考情報

ブルキナファソは対前年比で2,587%の伸びを見せており、最も急成長しています。

スタートアッププログラムがさらに改善されたことはご存じですか？最近の変更内容をご確認ください。あなたのスタートアップは5割引でJetBrainsのツールを入手できるかもしれません！

地域別収益成長率

北米、中米および
南米

ヨーロッパ、中東、
およびアフリカ

アジア太平洋

上位10カ国

ライセンス売上規模の対前年比成長率

1	中国	40%
2	ウクライナ	23%
3	ブラジル	22%
4	大韓民国	21%
5	ルーマニア	21%
6	フランス	20%
7	イタリア	19%
8	スペイン	18%
9	ポーランド	16%
10	ロシア連邦	16%

合計有効ユーザー数（無料+有料）

2019年の中国：

中国は弊社の上位20市場の中でも2年連続で最も急成長しています！

中国国内の上位地域（収益別）

広東省
浙江省
北京
上海

中国国内の急成長製品（購入ライセンス数別）

製品関連のハイライト

有料ユーザー別急成長製品（2019年）

製品開発者は以下の製品から最も高い頻度でAll Products Packに移行しています。

IntelliJ IDEA
PhpStorm
PyCharm
WebStorm
ReSharper Ultimate

Python

PyCharm

Python開発者向けの初のスマートIDEです。

詳細情報

PyCharmの収益成長率

37%

（2019年）

Pythonは2019年開発者エコシステムの現状によると、最も学習された言語です。

2019年にはJetBrainsのIDEと.NET Toolsを利用した人のうち、5人中2人がPyCharmを使って開発しています（PyCharm Professional、Community、Educational版のすべてを含む）。

新製品

Space EAP

統合チーム環境のSpaceをご紹介します。

今すぐ登録して、あなたのチーム用のSpaceを入手しましょう！現在、EAPを公開中です。

登録する

JetBrainsは新製品であるSpaceを発表し、早期アクセスプログラムを公開しました。 Spaceはチームや組織が効率的かつ効果的に連携するのに必要なツールを提供する統合チーム環境です。 Gitベースのバージョン管理、コードレビュー、Kotlinスクリプトベースの自動化（CI/CD）、パッケージリポジトリ、計画ツール、課題追跡、ブログ、会議、ディレクトリ、およびその他の機能を備えています。

15,000+

2019年12月5日から同月31日までの間にSpaceのEAPへの招待をリクエストした人の数

注目のニュース：

Big Data Tools

Spark Integration and Zeppelin Notebooks in IntelliJ IDEA

JetBrains Mono

The new typeface made for developers by JetBrains

PyCharm for Anaconda

The Python IDE for professional data science developers

JetBrainsの教育ツール

JetBrainsの教育ツールは教育者や学習者による本格的な開発環境を利用したプログラミングの教育・学習・練習を支援します。教育関連の機能は、無料かつオープンソースであるEducational版の特別なIDE（IntelliJ IDEA EduとPyCharm Edu）によって提供されます。または、IntelliJ IDEA、PyCharm、WebStorm、CLion、またはAndroid StudioにEduToolsプラグインをインストールした場合も同じ機能を利用することができます。

新しい言語

JavaScript

Rust

C/C++

新しいコンテンツ

Rustlings

Scala Tutorial

CheckiOのJavaScriptタスク

Algorithmic Toolbox

Apache Beam Katas

新機能

YAML設定ファイル

Hyperskillの統合

私たちは2019年2月、将来の開発者向けの教育プラットフォームであるJetBrains Academyを立ち上げました。まずはJavaから着手し、当初の数カ月間は私たちが信じる学習コンセプトの明確化と採用に取り組みました。また、年末にはKotlinのトラックも公開しました。

JetBrains Academyにアクセスする

開発環境を使いこなす

開発環境をカスタマイズしましょう！

IDEをよりカラフルに。

IDEのカスタムテーマ、ガイド、コンテスト受賞者

あなたのデスクトップをアートワークにしましょう。

ブログ投稿、アートワークジェネレータ

プラグインによる機能拡張

TeamCityプラグインコンテスト2019

TeamCity用プラグインの開発と最近行われた大会の受賞者をご確認ください。

ReSharperおよびRider用プラグインの制作

ReSharperおよびRider用プラグインを非常に簡単に開発できるようになりました。

参考のために、優秀なRiderプラグインを特集したこちらのブログ投稿シリーズをご覧ください。

ニュースや製品の最新情報をご希望の方法で入手できます。

購読の設定を管理してください。

JetBrainsコミュニティのニュースレター

JetBrains Marketplace

JetBrains Marketplaceは商用プラグインの公開と利用に最適な場所です。

JetBrains Marketplaceをご利用ください！

サードパーティ製商用プラグインを使ってJetBrains製ツールをさらに活用しましょう。 JetBrains Marketplaceの開設以来、約$130,000をプラグイン開発者に還元しました。

現在、JetBrainsのプラグインリポジトリには

5,000+

JetBrains Marketplace の IntelliJ プラットフォーム製品数

主な統計と数値

91,132,804

合計プラグインダウンロード数

1,070

新規プラグイン数、
うち999件はJetBrains以外によるもの

14,851

新規アップデート数、
うち9,815件はJetBrains以外によるもの

11,543,405

ユニークプラグインダウンロード数

843

アップデートまたはプラグインをアップロードしたベンダー数（重複なし）

871

アップデートまたはプラグインをアップロードした作者数（重複なし）

「私は2019年にJetBrains Marketplaceを利用し始めましたが、あらゆる決済処理（特に法人からの支払い）を任せることができ、JetBrains Marketplaceで販売するプラグインを簡単に準備できるという点がとても気に入っています。どんな質問にもすぐにSlackで回答してもらえます。 Marketplaceのおかげで、開発者は販売ではなく開発に完全に集中することができています。」

Adel Faizrakhmanov、Laravel Idea

Kotlinのすべて

2019年には400万人以上の開発者がKotlinのコードを編集しました。 95人の開発者が350人以上の貢献者と共にKotlin言語に取り組んでいます。

KotlinConf ‘19の全セッションを視聴できるようになりました。

Kotlinのコミュニティ

Kotlin Census 2019

Take our survey and help the team understand how you used Kotlin in 2019. どのような点が気に入りましたか？どのような点で困りましたか？ Even if you didn’t use Kotlin, we would still like to hear from you.

KotlinConf Global

KotlinConf Global is a series of meetups organized by the community to watch and discuss the keynote and sessions from KotlinConf 2019. Find an event near you, and join in with the community.

Kotlin Heroes Programming Contest

Challenge yourself in a series of tasks created to test your thinking and coding abilities to their limits. Everyone at every level can have fun solving the tasks and moving up in the rankings.

KotlinEverywhere

This was a series of community-led events, where you could learn the essentials and best practices of Kotlin in Android, Google Cloud Platform, and multiplatform development. The 500+ events reached over 34k people in 85 countries.