DataSpell 2024.2: AI セル、Jupyter ノートブックのエクスペリエンス強化、表形式のデータファイルに対応した Geo ビューアーなど
DataSpell 2024.2 では AI セルが導入され、Jupypter ノートブックで AI 支援によるコード生成、コード編集、およびエラー修正が可能になりました。各セルの横に Run Cell (セルの実行)ボタンと以前に実行したセルに移動できる Go To(移動)ボタンを追加することで、セルの実行を効率化しました。この新バージョンには折りたたみ可能な新しいセルとセルのタグ付け機能も追加されており、新しい UI がすべてのユーザーを対象にデフォルトで有効化されるようになりました。また、新しい Geo ビューアーを使用して地理空間データを調査し、Markdown ファイルでネイティブの数学構文を使用できるようになりました。新バージョンの DataSpell を入手するには、JetBrains のウェブサイトからダウンロードするか、IDE もしくは無料の Toolbox App から直接更新するか、Ubuntu の snap パッケージをご利用ください。
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データ解析の次のステップで支援が必要な場合は、AI セルの右側にある電球アイコンをクリックします。AI Assistant がノートブックの現在のコンテキストに応じて最も関連性の高い次のステップを提案するため、より効率よくデータを調査できます。
特定セルのコードで支援を得るには、コンテキストメニューの AI Edit Cell(セルの AI 編集)を使用します。すると、選択されたセルのプロンプトフィールドが開きます。AI Assistant が提案する変更は Diff ペインに表示されるため、提案された変更を明確に確認することができます。
コードの出力でエラーが発生していますか?セルのコンテキストメニューにある AI Fix Cell(セルの AI 編集)オプションを使用するだけで、AI Assistant がセル内で直接訂正を提案してくれます。ぜひお試しください!
DataSpell 2024.2 ではノートブックエディター内で各セルに直接タグを割り当て、それを表示することができます。コンテキストメニューからノートブックのメタデータにアクセスして編集することもできます。
DataSpell 2024.2 ではすべてのユーザーを対象に新しい UI がデフォルト化され、クラシック UI を引き続きプラグインとして提供しています。新しい UI はクリーンかつモダンで、より大きく使いやすくなったコントロール、UI 全体で一貫したカラーパレット、明るく視認性の高いアイコン、向上したコントラスト、および改良されたアクセントが特徴です。新しい UI の採用率は高まっており、フィードバックに基づいて主な問題が解決されたことから、すべてのユーザーを対象に提供できるようになったと考えています。
DataSpell で Markdown ファイルの数式をネイティブにレンダリングできるようになりました。$
を使用してインライン数式を挿入し、$$
を使用して数学コンテンツを含むコードブロックを挿入できます。
新機能を気に入っていただければ幸いです!
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