Redis 用 DataGrip

DataGrip - Windows、macOS、Linux 向けの強力な Redis GUI ツール

JetBrains DataGrip は Redis などのリレーショナルおよび NoSQL データベースを扱うためのクロスプラットフォーム IDE です。

DataGrip には Redis コマンド構文に対応した正確なハイライト機能、キー値の参照機能に加えて、データベース開発者に役立つその他多数のメリットが備わっています。 ルーチンタスクの自動化、エラーの検出と修正、Redis 開発全体の効率化を行います。

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オンザフライのコーディング支援

IDE を使用する際、ほとんどの開発者はコーディングに多くの時間を費やします。 キーワードとキー名に対応した DataGrip のスマートコーディング支援を使うと、より迅速なコーディングが可能になります。何を入力するかではなく、ロジックに集中してください!

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スマートなデータビューアー

DataGrip ではあらゆる型のキーの値を表示し、型固有のフィルター機能を利用できます。 キー値に JSON 形式の文字列が含まれている場合、DataGrip はそれを検出して適宜にハイライトします。

便利なファイル操作

コンピューターに保存されている Redis ファイルを操作する場合、対象となるファイルを大量に含むディレクトリがすでに存在しているかもしれません。 DataGrip にはワークフローを合理化する便利なインターフェースが備わっています。 手元のコンピューター内のフォルダーを接続してデータソースに関連付け、複数のデータベースに対してスクリプトを実行できるほか、組み込みの Git 統合を使用することもできます!

完全にカスタマイズ可能な UI

DataGrip のインターフェースはさまざまな方法でカスタマイズできます。 デフォルトの外観テーマから選択できるだけでなく、独自のテーマを作成してデータソースに固有の色を割り当てたり、独自のキーボードスキームをカスタマイズしたりセットアップしたりすることも可能です。

Redis 用 DataGrip

ストリーム型のサポート

DataGrip では、最も複雑な Redis のキーの型であるストリームの値を表示できます。 この値はテーブルとして表現され、その各行は単一のストリームエントリに対応しており、その ID とフィールドの値が共に表示されます。

スピード検索

Database ExplorerSpeed Search(スピード検索)アクションでツリー内のオブジェクトを検索できるため、キーを簡単に探せます! スピード検索を使用すると、Quick Filter(クイックフィルター)アクションを使ってオブジェクトを絞り込むこともできます。 一致しないすべてのオブジェクトは非表示になります。

Redis Cluster

Redis Cluster に接続し、スタンドアロンの Redis と同じ機能セットを使用できます。 必要な操作は適切な接続タイプの選択だけです。

Redis 用 DataGrip を使い始めるには

ステップ 1: データベースに接続する

データベースに接続するため、接続情報を保存するデータソースを作成します。 これは以下のいずれかの方法で行います。

  • メインメニューから File (ファイル)| New (新規)| Data Source(データソース)に移動し、Redis を選択します。
  • Database ExplorerView (表示)| Tool Windows(ツールウィンドウ)| Database Explorer)のツールウィンドウにある New(新規)アイコン(+)をクリックします。 Data Source(データソース)に移動し、Redis を選択します。

以下のように、いくつかの方法で新しい Redis データソースの構成をさらに進めることができます。

  • データソースを「読み取り専用」にする。 このモードでは、キーの作成またはキーの値変更を行う各コマンドに下線が付き、それを実行すると警告が表示されます。
  • 「キープアライブクエリ」の実行と「自動切断」の有効化。いずれも接続動作の管理に役立ちます。
  • 「起動スクリプト」を追加する。これは、接続を確立するたびに実行されます。
  • 「自動同期」を有効にする。これは、キーを作成できるコマンドが送信された後にデータベースツリーを自動的に更新するかどうかを決定する設定です。

SSH/SSL オプションも、必要に応じて使用できます。

Redis データベースへの詳細な接続手順については、こちらをご覧ください。

ステップ 2: データベースのオブジェクトを参照する

Redis データベースに接続すると、左ペインの Database Explorer にオブジェクトのリストが表示されます。 ここではオブジェクトを絞り込み、表示するデータベースを選択できます。

Redis v5 ではすべてのキーが keys フォルダーに表示されますが、Redis v6 以降では型ごとにキーが分けられています。

ステップ 3: コマンドを記述して送信する

DataGrip ではネイティブな Redis コマンドがハイライトされ、別々の行にコメントを追加できます。そのため、スクリプトの整理が楽になります。 さらに、DataGrip では Redis コマンドのコードを送信する前に発生しうるバグや問題を検出できます!

よくある質問

Redis ではどの IDE 機能を使用できますか?

スタンドアロン型の Redis と Redis Cluster の両方において、データビューアーでキー値を調べる、Redis コマンドを記述して送信するなど、広範な IDE 機能を使用できます。具体的な提供機能の詳細は、こちらをご覧ください。

DataGrip をはじめて実行するには?

このクイックスタートガイドでは、重要な概念と DataGrip の最初のステップが説明されています。

Redis への接続についての詳細は、ドキュメントをご覧ください。

また、データソースの追加、接続オプションの構成、エディターでの作業、プラグインのインストールなど、DataGrip を使用する際に伴うすべての基本作業を説明した基本動画もご覧いただけます。