IDE で HTTP リクエストを直接管理

IntelliJ IDEA で HTTP リクエストを作成、編集、実行しましょう。

HTTP、gRPC、GraphQL、WebSocket リクエスト

幅広い機能を使って IDE から直接リクエストをシームレスに管理できます。

HTTP クライアントの HTTP リクエスト

HTTP リクエスト

HTTP ファイルを作成し、HTTP メソッド(GET、POST、PUT など)、URL、ヘッダー、クエリパラメーター、リクエスト本体などの主な要素を指定できます。リクエストを実行して応答を確認することもできます。

HTTP クライアントの gRPC リクエスト

gRPC リクエスト

「GRPC」を指定してリクエストを開始した場合、HTTP クライアントはそれを gRPC リクエストとして処理します。proto ファイルと Endpoints(エンドポイント)ツールウィンドウから gRPC リクエストを生成し、gRPC メタデータを送信できます。

IntelliJ IDEA HTTP クライアントの GraphQL リクエスト

GraphQL と WebSocket リクエスト

初期状態で HTTP および WebSocket プロトコルを使って GraphQL クエリを送信できます。http://https:// では単純な HTTP リクエストが使用され、ws://wss:// では WebSocket 実行プログラムに処理が委譲されます。

HTTP クライアントの OpenAPI の補完

OpenAPI の補完

OpenAPI ファイルから HTTP リクエストを直接作成できます。また、HTTP ファイルにリクエストを入力する際には IDE が OpenAPI の仕様に基づいて URL とリクエスト本体の補完を提供します。

JavaScript ハンドラーとテスト

スクリプトを介して複雑なケースを処理し、反復タスクを自動化し、外部システムと統合できます。

事前リクエストおよびレスポンスハンドラーのスクリプト

事前リクエストおよびレスポンスハンドラーのスクリプト

JavaScript でシナリオを記述し、それが送信される前または後にリクエストを操作できます。事前スクリプトを使用するとリクエストのデータを生成できます。応答ハンドラースクリプトは応答を受信した後に実行されるため、後続のリクエストでの再利用が可能です。

JavaScript のテスト

JavaScript のテスト

HTTP クライアントでは JavaScript でさまざまなテストを記述し、Services(サービス)ツールウィンドウの対応するタブで応答ハンドラースクリプトを実行できます。このようなテストはバージョン管理システム(VCS)を通じてチームメイトと共有し、継続的インテグレーション(CI)プラットフォームで実行することができます。

その他の機能

Postman コレクションのインポート

Postman コレクションのインポート

IntelliJ IDEA では Postman コレクションを簡単に .http ファイルに変換し、 HTTP クライアントで管理することができます。変換後のファイルには使用できる HTTP クライアントのすべての機能が適用されます。

環境ファイル

環境ファイル

環境ファイルでは HTTP リクエストの環境変数と構成を定義して保存できます。このファイルを使用すると、異なる環境(開発ステージング本番など)を簡単に切り替え、環境固有の値をリクエストに適用し、以前に定義した構成を再利用できます。

継続的インテグレーションに対応可能な HTTP クライアント CLI

継続的インテグレーションに対応可能な HTTP クライアント CLI

HTTP クライアントはコマンドラインインターフェース(CLI)ツールとして機能できるため、IDE とは無関係にターミナルから HTTP リクエストを直接実行できます。継続的インテグレーション(CI)ワークフローに HTTP リクエストテストを組み込むことも可能です。HTTP クライアント CLI は Docker イメージをサポートするあらゆる CI サービスで実行できます。

HTTP クライアントのチュートリアル

ガイド

  • Compose HTTP requests(HTTP リクエストの作成)
    IDE を離れずにエディターで直接簡単にリクエストを追加する方法を学びます。
  • Execute HTTP requests(HTTP リクエストの実行)
    ウェブサービスのテスト方法を学びます。