PyCharm 2023.3.3

Jupyter Notebook の視覚的 Diff とウィジェット表示、AI によるユニットテストの生成、デバッガーの非同期ビューアー

Jupyter Notebook の視覚的 diff
Professional

チームで同じノートブックを操作していますか? 競合の解決と最新の変更の確認を簡単に行えるようになりました。 JSON を調査する必要はもうありません。PyCharm に Jupyter ノートブックの diff ビューが搭載され、実際のノートブックを見ているかのように入力が表示されるようになりました。 変更を処理する際の時間と労力をどの程度減らせるかを実際にお試しください。

AI Assistant: ユニットテストの生成
Professional

JetBrains AI Assistant の自動ユニットテスト生成で Python 開発を高速化できます。 ユニットテストの対象となるクラスまたはメソッドを定義すると、AI Assistant がデフォルトのテストランナーを考慮しながら、ユーザーに代わってユニットテストを生成します。 生成されたユニットテストを確認して調整を行い、受理されると、現在のプロジェクト内のテストフォルダーにテストを含むファイルが作成されます。 ユニットテストの生成は JavaScript、TypeScript、および React コードにも対応しています。

Jupyter Notebook: ウィジェットの表示
Professional

Jupyter ノートブックで可視化ライブラリを使用している場合、PyCharm でそれをフル活用できるようになりました。 PyCharm が Matplotlib、Bokeh、Plotly、TensorBoard などの多数のライブラリの対話型グラフィックを表示します。 ウィジェットは現在も改善が加えられている最中であり、今後のリリースで改善版が提供される予定です。

デバッガーの Async ビューアー
Professional

PyCharm でデバッグしながらプログラムの状態に関する情報を簡単に取得し、コルーチンの評価を追跡できるようになりました。 IDE がデバッグコンソールの関数の外で直接 await キーワードの使用を受け入れるようになりました。 Evaluate Expression(式の評価)ダイアログ、ウォッチリスト、Breakpoint evaluate and log(ブレークポイントの評価とログ)および Breakpoint condition(ブレークポイントの条件)プロパティをセットアップする際にコルーチンと await キーワードを使用できるようになりました。

DataFrame ビューアーの修正

PyCharm 2023.3 では、DataFrame とシリーズを個別のエディタータブで表示する機能を導入しました。 データの新しい色分けや大規模データセットのパフォーマンスの改善などを含め、ユーザーからのフィードバックに基づいてこの新しい表示を改善しています。