RubyMine の機能

コンテキストを解析した結果に基づいてコード行全体を候補として提供することで、コーディングの効率を向上させます。 この候補は弊社がさまざまな言語やフレームワークに特化したオープンソースプロジェクト上でトレーニングした特殊な言語モデルによって提供されます。 このモデルは完全にローカルデバイスで実行され、オフラインで使用できるため、データの安全性が確保されます。

コードの書式設定と配置をお好みのコードスタイル設定に応じてカスタマイズすることができます。 このカスタマイズが可能なのは、特定のコード箇所、ファイル、フォルダー、またはモジュールです。 コードの一部を書式設定の対象外とすることも、保存時にコードを自動的に整形するように構成することもできます。

RubyMine が提供するあらゆる種類のリファクタリングを使用してコードを改善できます。 コードベース内の要素の名前変更と削除、変数、パラメーター、メソッド、またはスーパークラスの抽出、定数の導入などを素早く安全に実行できます。

すべてのリファクタリングが Ruby on Rails を認識しています。 たとえばコントローラーの名前を変更した場合、関連するヘルパー、ビュー、およびテストの名前も変更されます。

ドキュメントをポップアップ表示し、インテンションアクションを使用して欠落している YARD タグを作成し、その有効性を確認できます。

RubyMine は YARD のアノテーションを考慮するため、メソッドのコード補完とパラメーターヒントでより関連性の高い結果を提案します。

ライブテンプレートを使用すると、よく使用する構造をコードに素早く挿入できます。 RubyMine は Ruby、Rails、RSpec、JavaScript などの多様な言語とフレームワークに対応した既定のテンプレートを提供しています。 必要に応じて既定のテンプレートをカスタマイズすることも、新しいテンプレートを追加することも可能です。

到達不能コード、誤った呼び出し引数、未使用の変数など、エラーやコードの臭いを発見できます。 RubyMine が提案するクイックフィックスを適用すれば、このような問題は自動的に解消されます。

Rails コンソールを使用すると、IDE を離れることなくアプリケーションを操作できます。

プロジェクトやその他の場所にある項目を名前で検索できます。ファイル、アクション、クラス、シンボル、設定、UI 要素、および Git 内のあらゆる項目を一箇所から検索できます。

開いているファイルの基本構造を調べ、Ruby ファイルのメソッドまたはテスト、HTML および ERB ファイルの要素、スキーマファイルのデータベーステーブルとテーブル列などの間を素早く移動できます。

ワンクリックでシンボル宣言に移動したり、プロジェクト全体の使用箇所を表示したりできます。 プロジェクトエンティティだけでなく、外部 gem 内の定義にも移動できます。

コントローラー、ビュー、モデル、テストなどの Rails シンボル間を移動できます。 RubyMine のエディター、ツールウィンドウ、および型依存関係ダイアグラムには各種の移動オプションがあります。

コード行にブレークポイントを設定してヒット条件（コードを実行停止するかどうかを判断するために評価される一連のブール式）を定義できます。

現在の行にあるメソッド呼び出しまたはブロックの内部に入ります。複数のメソッド呼び出しまたはブロックがある場合は、必要なターゲットを選択できます。

対話型デバッガーコンソールを使用して一時停止中のプログラムの状態を確認できます。 変数の値の確認、複雑なオブジェクトの調査、メソッドの呼び出しなどを行えます。

アプリケーションのクライアントサイド JavaScript コードをデバッグしたり、Node.js アプリケーションの問題を診断したりできます。

Docker、Vagrant、SSH、または WSL などのリモートインタープリターを使用してプログラムをデバッグできます。 リモートプロセスにアタッチしてデバッグすることも可能です。

既存プロンプトを使用して AI Assistant にコードの説明、潜在的な問題の発見、および改善の提案を依頼できます。 これらの既存プロンプトは使用されているプログラミング言語やテクノロジーを考慮してプロジェクトのコンテキストに特化して調整されます。

Diff の解析や変更に対する最適なコミットメッセージの生成を AI Assistant に依頼できます。 AI Assistant に 1 つまたは複数のコミットに含まれる変更の要約を依頼することもできます。

クラス、メソッド、またはモジュール宣言のドキュメントを自動的に生成できます。

Ruby ファイル内に public メソッドのユニットテストを生成できます。 AI Assistant はコードとそのドキュメントの両方を解析し、アプリケーションの動作に関するインサイトを提供するテストを提案します。

シンボル名の変更を行う際に AI が生成した名前を適用できます。AI Assistant は名前を変更するクラス、関数、および変数の内容に基づいて名前の候補を提案します。

AI による自動補完を使用し、プロジェクトのコンテキストを考慮しながら、個別の行、関数全体、およびコードブロックのコードをリアルタイムで生成できます。 AI Assistant はユーザー固有のコーディングスタイルに適合し、既定の命名規則に準拠したコードを生成します。

Database（データベース）ツールウィンドウを使用してデータベースのデータ構造に簡単にアクセスして編集し、さまざまなタスクを実行できます。 使用できるデータソースは、データソース、スキーマ、テーブル、および列のツリーとして表示されます。

IDE から直接クエリの実行、結果の構成、および SQL ファイルとディレクトリの管理を行えます。

組み込みのデータエディターを使用してデータベースオブジェクトデータや DSV ファイルのクエリ結果セットやデータなどの各種データタイプを処理できます。 使いやすいインターフェースが備わっているため、データの並べ替え、絞り込み、追加、編集、削除といったタスクを楽に実行できます。

データ抽出ツールを使用することで、データベースオブジェクトとデータを各種のフォーマットでインポートまたはエクスポートできます。 インポートおよびエクスポート作業を容易にするため、ダンプファイルを操作することも可能です。

SQL クエリを編集しながら、スマートコーディング支援のメリットを活用できます。