TeamCity と AWS で CI/CD パイプラインをビルド、実行、スケーリング

TeamCity と AWS の連携によって CI/CD パイプラインを高速化します。無制限のクラウドリソースとあらゆる規模に対応できる TeamCity の特性を活かして、CI/CD プロセスの速度、スケーラビリティ、信頼性を高めましょう。

TeamCity と AWS の円滑な連携で CI/CD プロセスのすべてのステップに対応

TeamCity は世界で最も広く使用されている AWS クラウドプラットフォームとシームレスに連携し、チームによるビルドと自動テストからのフィードバックの受信をこれまで以上に高い速度で実現します。TeamCity は完全なクラウド環境でもハイブリッドソリューションでもビルドを支援します。

Smooth TeamCity and AWS integration for every step of your CI/CD process

CI/CD パイプラインへの AWS の統合

TeamCity では CI/CD パイプラインのすべての側面を改善できます。

TeamCity と AWS を組み合わせた CI/CD サーバーにより、需要に合わせた自動的かつ柔軟なスケーリングを実現します。

S3 バケットに際限なくビルドアーティファクトを保管できます。

ピーク時の需要に合わせて必要な数のビルドエージェントを起動し、キューと長いビルド時間を劇的に削減します。

フィードバックループを短縮し、チームの速度を高め、重要なタスクに専念できるようにします。


使った分だけお支払い

プロジェクトではビルドリソースが活発に使用されるのは 1 日に平均して 8 時間から 14 時間程度です。ビルドエージェントに料金を支払っていても、残りの 10 時間から 16 時間はビルドエージェントはアイドル状態になっています。

TeamCity と AWS の統合では、新しいアプローチを提供しています。リソースを最も有効に利用するため、アイドル状態のビルドエージェントに対して支払う必要はありません。クラウドベースの「従量制」モデルでは、チームが実際に使用するリソースのみにお支払いいただきます。


8 時間

請求対象

16 時間

請求対象外

最大 66% 節約

アクティブなビルドエージェント

アイドル状態のビルドエージェント


AWS クラウド製品のシームレスなサポート

TeamCity ではコードのビルド、テスト、AWS へのデプロイを素早く安全に実行できます。柔軟で安全な AWS Connection 機能から、直接一連の EC2 インスタンスへの自動デプロイまで、TeamCity は信頼性の高い安定したパイプラインの構築を支援します。

EC2 のサポート

ビルドエージェントを無制限に使用して素早くビルド

EC2 で必要な数のエージェントを自動起動してビルド完了時に自動終了させることで、リソースを最適化します。TeamCity がこれらの処理を肩代わりします。

スポットインスタンスでコストを最適化

Amazon EC2 のスポットインスタンススポットフリートが組み込みでサポートされているため、AWS EC2 を使用してビルドエージェントを実行する TeamCity ユーザーは、計算コストを最大 90% 削減できます。

オンデマンド式の EC2 Mac エージェントを活用

TeamCity ではオンデマンド式の EC2 Mac エージェントを使用して Apple エコシステム向けの開発を行えます。

S3 のサポート

無制限のデータストレージ

AWS S3 にビルドアーティファクトをアップロードして保存し、コスト効率の良い無制限のストレージを確保できます。

S3 と CloudFront CDN を経由するインテリジェントなトラフィックルーティングによるコスト削減

TeamCity はビルドエージェントの実行場所を検出できます。EC2 ベースのエージェントである場合、TeamCity はすべてのアーティファクト関連のリクエストを S3 に直接送信します。外部エージェントからのすべてのリクエストは Amazon CloudFront 経由でルーティングします。

Intelligent-Tiering ストレージタイプ

TeamCity は S3 の Intelligent-Tiering ストレージタイプをデフォルトでサポートしています。必要なストレージタイプを指定すれば、ストレージコストをさらに最適化できます。

高度なセキュリティ

複数の AWS アカウントでより厳格なセキュリティを確保

各チームのビルドエージェントを専用の AWS アカウントでホストすることで、プロジェクトチームの柔軟性を高め、請求を分割し、セキュリティを改善することができます。

SSM のサポート

共有パスワードと SSH 鍵は必要ありません。AWS System Manager でクラウドビルドエージェントにアクセスできます。すべてのアクティビティを監査ログに記録できます。

セッション資格情報

TeamCity は保存済みの静的な資格情報を公開する代わりに、必要なときにデフォルトで一時的な AWS 資格情報を提供します。これにより、ビルドログを通じて、またはビルド中に資格情報が漏えいした場合の悪影響が大幅に軽減されます。

Playrix 社のチームが TeamCity と AWS を使用して 1 日当たり数千回ものビルドをどのように実行しているかをご紹介します

Yuri Trufanov

Yuri Trufanov

Playrix テクノロジープラットフォーム部門エグゼクティブテクニカルディレクター

Playrix は TeamCity Cloud Profiles と AWS を含むハイブリッド CI/CD ソリューションをセットアップしました。それに加えて、ビルドエージェント用にオンプレミスのコンピューターも使用しました。この組み合わせにより、1 日を通して任意の数のビルドに対応できると同時に、時間外のベースラインエージェント数も提供できるようになりました。

TeamCity Cloud

TeamCity Cloud は完全に AWS 上に構築されており、JetBrains が提供するエージェントを使用し、自身が所有する AWS アカウント内の EC2 インスタンスを自己ホスト型ビルドエージェントとして接続するオプションを提供します。

TeamCity Cloud には会社全体の CI/CD システムをセットアップするのに必要なものがすべて揃っています。TeamCity Cloud は AWS Foundation Technical Review に合格済みであり、AWS Qualified Software として認定されています。

TeamCity Cloud

オランダを拠点とする Picnic 社が TeamCity Cloud と AWS でどのようにビルドを高速化したかをご紹介します

Ivan Babiankou

Ivan Babiankou

Picnic ソフトウェアエンジニア

私たちは社内すべての CI ユースケースに使えるマネージドソリューションを探していました。また、実行するソフトウェアや使用するツールを管理するためのセルフホスト型エージェントも必要としていました。セルフホスト型エージェントが搭載された TeamCity Cloud は当社の 300 人を超えるエンジニアチームが喜んで活用しており、当社の生産性をレベルアップするカスタムメイドのソリューションを提供してくれました。

よくある質問