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ビルドが完了したら、どうやってそのデータを取得しますか?
TeamCity ではアーティファクトを利用して簡単に取得できます。 このチュートリアルでは、TeamCity でのアーティファクトの操作方法を詳しく説明します。
.jar または .zip ファイルにパッケージされたアプリケーションなど、ビルドが生成するファイルはすべてアーティファクトになり得ます。 ビルドエージェントでビルドの実行が完了すると、TeamCity はこれらのファイルを TeamCity サーバー UI にアップロードします。その UI でこれらのファイルにアクセスし、確認することができます。
ビルドアーティファクトの詳細については、ドキュメントをご覧ください。
ビルドが生成したデータを取得するには、Edit Configuration(構成の編集)に移動します。
General Settings(一般設定)タブに Artifact Paths(アーティファクトのパス)という入力フィールドがあります。
TeamCity のアーティファクトパスとは、ビルドプロセスが成功した後にビルドアーティファクトが格納される場所を指しています。 アーティファクトはビルド中に生成される出力ファイル、バイナリ、またはその他の重要な生成物です。 アーティファクトパスにはこのようなアーティファクトが公開されてアクセスされる TeamCity サーバー内のディレクトリまたはフォルダー構造を指定します。
この例ではビルドがアーティファクト用のサブディレクトリを作成することがわかっているため、そのサブディレクトリのすべてのファイルを使用可能にします。 フィールドにアーティファクトのパスを指定し、Save(保存)をクリックします。
TeamCity にはビルトインのアーティファクトストレージがあります。 外部のアーティファクトストレージを接続して TeamCity と連携することも可能です。 現在、TeamCity は Amazon S3、Azure Artifact Storage、および Google Cloud Artifact Storage をサポートしています。
ビルドを実行したら、いくつかの変更を確認できます。 以前はアーティファクトのアイコンがグレー表示されており、このビルドにはユーザーが特定するアーティファクトが存在しないことが示されていました。
薄青色のアイコンは TeamCity がこのビルドのアーティファクトを正常に検出して保存したことを示しています。 この青色のアイコンをクリックすると、アプリケーションログと Selenium 録画の 2 つのファイルがアーティファクトとして保存されているのがわかります。
各ファイルを個別にクリックして確認することも可能です。
ビルドエージェントのデータは TeamCity サーバーに転送されます。より具体的に言うと、特定のストレージに転送されます。 ストレージはクラウド、ローカル、またはユーザーが指定する場所です。
このデータは TeamCity サーバーで使用できるだけでなく、ビルドチェーンやいくつかのビルド構成を通して使用したり渡したりできます。 たとえば、デプロイジョブに先行するビルドジョブの .jar ファイルが必要である場合、アーティファクトを利用してこのファイルを渡すことができます。
TeamCity では「アーティファクト依存関係」機能を使ってあるビルドから別のビルドにアーティファクトをコピーできます。 これを行うには、ソースビルドでアーティファクトパスを構成し、ターゲットビルドでアーティファクト依存関係を構成した後にビルドを実行してアーティファクトのコピーを検証する必要があります。 アーティファクト依存関係を設定すると TeamCity のビルド間のリンクが作成され、ビルド間でアーティファクトを円滑に転送できるようになります。
このチュートリアルでは、TeamCity を使用してビルドパイプラインに欠かせない基礎であるコマンドラインスクリプトを実行する方法について説明します。
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この動画では、アーティファクトを生成してアップロードするためのビルドの構成、ビルドの実行、TeamCity インターフェースを使用したアーティファクトのダウンロードについて説明します。
TeamCity CI/CD ガイドの「アーティファクトリポジトリとは?」をご覧ください。