YouTrack 2022.2 では、タイムトラッキングオプションの性能と柔軟性がさらに向上しました。 作業グループ用タイムシートを使って、さまざまなプロジェクトチームが実施した作業を追跡しやすくなっています。 作業項目のカスタム属性を使えば、チームメンバーがタスクに経過時間を追加したときに取得する情報を特定することも可能です。
Google Sheets からのインポートがサポートされ、CSV や XLS 形式も使用できるようになっています。 インターフェース言語にイタリア語とウクライナ語が加わり、YouTrack と YouTrack Mobile アプリを 15 言語でご利用いただけるようになりました。
タイムシート機能を使うと、さまざまなオプションで作業アクティビティを表示、更新、閲覧できます。 複数のユーザー、グループ、プロジェクトチームによる作業をまとめて追跡できる専用のタイムシートを追加しました。 機能横断的なマトリックス組織でも一時的な作業部会でも、この機能を使用すれば経過時間を効率よく柔軟に追跡できます。
ユーザーごと、プロジェクトごと、またはワークグループごとに豊富なタイムシートが提供されているため、個人的な使用と組織用のチームレポート作成の両方を目的とした作業経過時間の追跡や、外部顧客向けレポートのカスタマイズなどをより柔軟に行えるようになっています。
作業項目のカスタム属性は、チームがタスクの経過時間を追跡するために使用できる情報の詳細度を限りなく柔軟に調整できるように設計されています。完了した作業のログ作成に長い時間をかける必要はありません。
プロジェクトごとに作業項目に独自の属性を作成し、プロジェクト固有の値コレクションを保存できます。 タスクに掛かった時間を入力する際には、チームメンバーが作業したプロジェクトに関連する作業属性を選択できます。 また、作業内容を説明するコメントを追加することもできます。 このような情報はタスク、タイムシート、およびタイムトラッキングレポートで使用できます。
Google Sheets からの課題データのインポートをサポートできるようにしました。 これにより、CSV や XLSX を含む互換性のある形式のデータをエクスポートする任意のトラッカーから課題を効率よくインポートできるようになります。 また、Google Sheets から課題を一括インポートするためのツールとしても使用できます。
各タスクの予測所要時間と元の予測を関連付けずにガントチャートを作成するオプションが追加されました。 そのため、基となる課題を更新することなく、これらの時間予測と開始日を自由に変更することができます。 この場合、ガントチャートは必要に応じて、プロジェクトタイムラインの代替バージョンとなります。
タスク、コメント、および記事内にある画像の書式設定をより簡単に行えるようにしました。 画像エディターでは、画像の切り取り、ハイライト、描画、ぼかしを行えます。 また、テキストを操作しながら、色オプションを使用して、コンテンツをより鮮やかにすることも可能になっています。