TeamCityはビルドに関する大量の情報を保管し、問題の根本的原因を素早く突き止め、関連する結果に簡単にアクセスできるようにします。
TeamCityはビルドの変更、パラメータ、生成されたアーティファクト(成果物)、統計情報などに関するデータを維持します。
過去の変更に対応するソースコードを使って(その後の変更を適用することなく)ビルドを実行できます。
この機能を使用することで、ビルドが失敗する原因となった変更を特定し、さらに、仮に誰かが壊れたコードをリポジトリに送信した場合でも、ビルドを生成するのに役立ちます。
ビルドにタグを付けると、ビルドを整理し、ビルド履歴で素早くビルドを絞り込むのに便利です。 1つまたは複数のタグを単一のビルドに適用してから、これらのタグを付けたビルドを検索できます。
特定のビルドにコメントを残したり、それをピン留めして、ビルドのアーティファクトが消去されるのを防いだりもできます。
監視したいビルドに簡単にアクセスするために、それらのビルドを「お気に入り」としてマークできます。 必要に応じて、手動でトリガーされたビルドをお気に入りに自動的に追加することもできます。 マークしたビルドは、ユーザープロファイル内の「私のお気に入りのビルド」ページに一覧で表示されます。
TeamCityの各テストにはそれぞれ履歴があります。 この履歴を観察し、テストを中断させた変更箇所の特定に役立てられます。
各テストでは、テスト時間がビルドごとに変化する様子を表すグラフを見ることもできます。
変更ログには、保留中の変更や、選択したビルド構成のビルドにすでに含まれている変更の一覧が蓄積されます。
特定のビルド間の変更を表示したり、それらをさまざまな方法で絞り込んだりできます。