TeamCity のプログラミング言語サポート

あらゆるプログラミング言語に対応し、幅広いビルドツールとテストフレームワークと統合可能な TeamCity を使用すると、有益なインサイトと迅速なフィードバックで CI/CD をプロセスを強化してビルドを高速化できます。

TeamCity は初期状態で以下の言語を個別にサポートしています。

お使いの言語またはテクノロジーが見つからなくても大丈夫です。TeamCity とそのコマンドラインランナーならどんなワークフローも使用可能で、お使いの OS がサポートする任意のスクリプトを実行できます。

TeamCity なら、クラウドでもローカルのインフラストラクチャでもビルドを実行できます。Linux、Windows、macOS でも、Docker コンテナーや Kubernetes クラスターでも使用できます。インテリジェントなパイプライン最適化により、迅速なフィードバックを提供しながらビルドリソースを有効に使用できます。

Docker の完全サポート

JetBrains がサポートするビルドランナーのほか、100 以上の無料プラグインや、TeamCity と独自のツールやスクリプトとの統合を可能にする包括的な API が用意されます。

.NET

エラー解析とコードカバレッジ

TeamCity は .NET ビルドツール、テストフレームワーク、および NuGet パッケージ管理をネイティブでサポートしており、自動ビルドステップ検出と Visual Studio 統合を組み合わせることであらゆる .NET プロジェクトに包括的な CI/CD ソリューションを提供します。また、TeamCity は C# スクリプトをサポートしているため、ゲーム開発者は Unity プロジェクトのビルド、テスト、およびリリースを自動化する完璧なプラットフォームを得られます。

詳しくは「.NET の継続的インテグレーション」をご覧ください。

TeamCity は以下の機能を提供します。

  • .NET Framework と .NET Core の全バージョンの完全サポート。
  • NUnit、MSTest、VSTest、MSpec、xUnit、および Gallio ベースフレームワーク(MbUnit、NBehave、csUnit など)を含む、広範な .NET テストフレームワークの完全サポート。

C++

エラー解析とコードカバレッジ

あらゆる規模のプロジェクトをサポートできる TeamCity は、C および C++ プロジェクトの理想的な CI/CD ソリューションです。TeamCity の MSBuild または Visual Studio ビルドランナーで C++ プロジェクトのビルドを自動化すると、包括的なレポーティングと解析、構成可能なアラート、スケーラブルで完全にカスタマイズ可能なビルド・テストパイプラインのメリットを得られます。

TeamCity は以下の機能を提供します。

  • MSBuildVisual Studio、または CMake による自動ビルドのトリガー。
  • NUnit、MSTest、VSTest、MSpec、xUnit、および Gallio ベースフレームワーク(MbUnit、NBehave、csUnit など)を含む、広範な .NET テストフレームワークの完全サポート。

Go

TeamCity の Golang ビルド機能使って、自動化された Go テストの結果をリアルタイムで表示することができます。

  • TeamCity の不安定なテストの自動検出を利用し、インテリジェントなテスト並列化を実行すると、より高速にフィードバックを得ることができます。
  • 自動化テストの結果に応じた条件付きパイプラインステップを構成できます。

Java

TeamCity ではチームが行った Java プロジェクトの最後のコード変更に対するフィードバックを即時に得られます。主な Java ビルド・テストフレームワークのネイティブサポートと自動ビルドステップ検出により、堅牢でスケーラブルな CI/CD パイプラインを最小限の労力で構築できます。

  • Ant、MavenGradle、および SBT ビルドジョブのネイティブサポートによってビルドを実行できます。
  • IntelliJ IDEA プロジェクトを完全にサポートします。
  • IDE からコードインスペクションを直接実行し、コード品質レポートを表示できます。
  • TeamCity UI または IDE からその場で JUNit と TestNG のテスト結果を表示できます。
  • インテリジェントなテストの並べ替えを自動化し、最近失敗したテスト、新たに追加されたテスト、または最近変更されたテストを優先させることができます。
  • IntelliJ IDEA、EMMA、および JaCoCo でコードの複雑度を評価し、コードカバレッジを監視できます。
  • 各ビルドジョブの中で重複コードを自動的に特定できます。
  • IntelliJ IDEA ビルドランナーで Android プロジェクトをビルドできます。

JavaScript

TeamCity の完全カスタマイズ可能なビルド・テストプラットフォームで Node.js プロジェクトを検証できます。TeamCity は JavaScript ビルドステップを自動的に検出するため、パイプラインの構築をすぐに開始できます。

  • npm と yarn を含む Node.JS ツールを完全にサポートしており、Node.js プロジェクトをビルドできます。
  • ESlint でコードインスペクションを実行し、Jest と Mocha で自動テストを実行できます。
  • 条件付きビルドステップを構成して CI/CD プロセスの効率を上げられます。
  • Docker コンテナー内で Node.js スクリプトを実行して矛盾のないスケーラブルなパイプラインを実現できます。
  • ビルドジョブで使用するパッケージを公開および非公開 npm レジストリからダウンロードできます。

Kotlin の継続的インテグレーション

TeamCoty の Kotlin DSL を使用して DevOps ベストプラクティスを採り入れ、CI/CD 構成をコードとして保管します。

  • Kotlin DSL を使用して、TeamCity プロジェクト全体でビルド構成の設定を再利用できます。
  • ビルドチェーン設定をバージョン管理システムに格納し、CI/CD パイプラインの変更に対する完全な監査証跡を実現します。
  • TeamCity UI から直接 DSL ファイルを自動生成できます。
  • TeamCity の Kotlin ビルドランナーを使用し、ビルドジョブの中でカスタム Kotlin スクリプトを実行できます。

Objective C / Swift

TeamCity は Objective C、Swift、および C++ を完全にサポートしています。所有するマシンにビルドすることも、TeamCity Cloud Mac エージェントを利用することも可能です。

TeamCity の Xcode ビルドランナーは Xcode のビルドステージに基づいて構造化されたビルドログの提供、コンパイルエラーの検出、xcodebuild ユーティリティからのテストのレポートを行います。また、エージェントのプロパティによってインストールされているツール(Xcode、SDK など)の適切なバージョンとレポートツールの自動エージェント要件を追加します。

PHP

TeamCity で PHP アプリケーションのビルド、テスト、およびデプロイタスクを自動化できます。

  • TeamCity のメタランナー Power Pack を使用して PHP スクリプトと Phing ビルドタスクをビルド・テストパイプラインの中で実行できます。
  • PHP および Java アプリケーションの既知の脆弱性をスキャンし、コード品質の問題を自動的に特定できます。また、その結果を使用してプロセスの次のステージをトリガーできます。
  • TeamCity UI から PHPUnit テストを実行し、コードカバレッジを監視し、テスト結果を解析できます。
  • CI/CD パイプラインの中で Composer パッケージのインストールと更新を行えます。

Python

TeamCity なら Python プロジェクト用に合理化された CI/CD パイプラインをすぐに構築できます。Python 2.x と 3.x に最高水準のサポートを提供しているため、ビルドステップを自動的に検出し、コードインスペクションとテストの結果をレポートし、完全にカスタマイズ可能なビルドプロセスが可能になります。

  • TeamCity の Python ビルドランナーは Python をネイティブでサポートしています。
  • Python プロジェクトのビルドステップを自動検出するため、素早く作業を開始できます。
  • 自動化ビルド・テストパイプラインの中で Python ファイル、モジュール、またはカスタムスクリプトを実行できます。
  • Flake8 または Pylint を使用して最新の変更に対するコードインスペクションを実行できます。
  • unittest と Pytest の統合により、インテリジェントなテストレポートとテストカバレッジメトリクスを取得できます。
  • 完全に分離された再現可能なプロセスを実現するために Docker コンテナーでビルドステップを実行するか、Pipenv、Poetry、virtualenv、または venv を使って仮想環境でステップを実行できます。

Ruby

TeamCity では、Ruby および Ruby on Rails プロジェクトの両方に使用できる継続的なインテグレーションとデプロイの自動化プロセスを作成できます。

  • 専用の Rake ビルドランナーを使用し、ビルドとテストから公開とクリーンアップまでの Rake テストを開始できます。詳細
  • RVM、Bundler、または Ruby SDK を使用し、Ruby および Ruby on Rails プロジェクトをビルドできます。詳細
  • Test::Unit、test/spec、Shoulda、RSpec、および Cucumber のテストレポートとインテリジェントなテスト並列化をリアルタイムに表示できます。

マルチプラットフォーム、多言語、マルチクラウド

TeamCity では、継続的なインテグレーションとデプロイのプロセス全体にわたって完全な柔軟性を得られます。

  • TeamCity はビルドステップを自動検出するため、素早く作業を開始できます。
  • ユニットテストの結果を TeamCity にレポートし、ビルドプロセスの次のステージにどのタイミングで進むかを決める失敗条件を構成できます。
  • TeamCity のコマンドラインビルドランナーを使用し、ホスト OS または Docker コンテナーがサポートするあらゆるスクリプトを実行できます。
  • JetBrains Marketplace で提供されている 100 個以上の無料プラグインを入手できます。

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