CLionには2つの言語エンジンが含まれています。 補完的な clangd ベースの言語エンジンは、エディタ内のコードの強調表示、コード補完、エラーの注釈、一部の検索およびナビゲーションアクションに使用されます。 CLion独自の言語エンジンは、その他すべてのスマートIDEのアクションの基盤となっています。 どちらのエンジンもlibc++とBoostに対応しており、テンプレートとマクロを正しく処理します。
CLionは、C99までのC標準に対応しています。C11には部分的に対応しています（C11キーワードは補完されます：_Thread_local、_Alignas、_Noreturn、_Static_assert、および_Atomic）。
CLionは、Python/C/ C ++が混在するプロジェクトの場合、エディタでのPythonサポート、Pythonコンソール、デバッグおよびテストツールなど、インテリジェントなPythonの支援を提供します。
CLionは、開発を充実させるために、ウェブ関連の技術と言語をデフォルトでサポートします。 CLionは、シンタックスハイライト、補完、ナビゲーション、リファクタリングなどの、コード編集および変換機能をすべて含め、JavaScript、XML、HTML、CSS、Markdownを完全にサポートしております。 Emmetの機能もすべてCLionでサポートされております。
組み込みシステム向けに開発する場合、リンカースクリプトを書く場合があるかと思います。 CLion には、LD ファイルのコードハイライト、コード補完、トップレベルコマンドの構造ビュー、コードの折りたたみ、コメント化 / コメント解除、および単純なケースに対応した Find Usages（使用箇所の検索）など、リンカースクリプト（LD）言語のサポートが備わっています。
Fortranプラグインは、FORTRAN 77 / 90 / 95 / 2003および、2008に対応しています。 スマートなエディタ、 ナビゲーションアクション、コード解析、およびデバッガなどの機能があります。
新たにShell Scriptプラグインがバンドルされたため、C++プロジェクトで作業する際にシェルスクリプトを編集する必要がある場合、CLionを使用してこれを実現できるようになりました。
コードのハイライト表示、単語やパスの補完、テキストの名前変更を利用できます。
コードで Qt モデリング言語（QML）を使用している場合、CLion で QML の構文がサポートされるようになりました。 これには、コードハイライトとコード補完による編集エクスペリエンスの改善、使用箇所のインスタント検索、QML ファイルでの移動操作がより簡単になった Structure View（構造ビュー）、キャレットの下にあるシンボルに関する情報を表示する Quick Documentation（クイックドキュメント）ポップアップが含まれます。
有名なデータシリアライズ標準であるYAML用のプラグインがバンドルされており、CLionではデフォルトで有効になっています。 プラグインを使用して他の言語に対応させることもできます（詳細は「Appearance and Behavior | Plugins」設定を開いて確認してください。IDEの初回起動時に設定することもできます）。